- 2022/06/15 掲載
中国人民銀、1年物MLFをロールオーバー 金利2.85%に据え置き
金融機関に2000億元(296億8000万ドル)を供給したが、この日に同額のMLF融資が満期を迎えるため、資金供給は差し引きゼロとなった。
人民銀行は資金供給について「銀行システムの流動性を適度に潤沢にする」ことが狙いだと表明。
31人のエコノミストとアナリストを対象に実施したロイター調査では30人がMLF金利の据え置きを予想していた。
ANZの中国担当シニアストラテジストは「米連邦準備理事会(FRB)のより積極的な利上げについては、人民銀行は現状を維持した」とした上で、今年第3・四半期に預金準備率を50ベーシスポイント引き下げて金融緩和を再開するだろうと述べた。
人民銀はまた、期間7日のリバースレポで100億元を供給した。金利は2.1%で変わらず。
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