- 2022/06/15 掲載
上海の米企業、ロックダウンで9割が売上高見通し引き下げ
調査は1日に上海でロックダウンが正式に解除された1週間後に実施。会員の米企業133社の93%が今年の売上高見通しを下方修正し、当初予想から20%余り下げた企業が25%に上った。
消費財・サービス企業64社の25%、製造業69社の20%が中国での投資削減を計画していると回答。投資を増やす計画なのは1社だけだった。
フル操業している製造業企業は35%にとどまり、25%は稼働率が通常の75%を下回っていた。
また、生産を阻害する要因として最も多く挙げられたのは、従業員が自宅と職場の間を自由に行き来できない点だった。
エリック・チェン会頭は「上海政府は信頼回復のため、サプライチェーン(供給網)や物流、労働者の移動の支障をなくし、企業に対する資金面の支援策を加速すべく、迅速に行動する必要がある」と述べた。
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