- 2022/06/23 掲載
ステーブルコインのテザー、ポンド連動型を来月導入へ
ステーブルコインは従来の通貨や金などのコモディティー(商品)に対して安定した価値を保つように設計された仮想通貨で、ビットコインなどに見られるボラティリティーを回避する狙いがある。
テザーのドル連動ステーブルコインは、時価総額が約680億ドルと3番目に大きい。
先月には複雑なアルゴリズムを使用したステーブルコインのテラUSDが暴落し、テザーのドル連動型もドルとの1対1でのペッグ(固定)を維持できず、仕組みの安定性を巡る懸念が浮上した。
英国は暗号資産やブロックチェーン技術を活用し、決済の利便性を向上させる計画で、法定通貨の裏付けがあるステーブルコインの一部に規制を課す法律の制定を目指している。
テザーのパオロ・アルドイノ最高技術責任者(CTO)は「英国はブロックチェーンの革新と金融市場への暗号資産の幅広い導入に向けた次の前線だと確信している」と述べ、英規制当局と協力する方針を示した。
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