• 2022/09/22 掲載

ゴールドマンなど米利上げ予想を上方修正、FRBタカ派姿勢受け

ロイター

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[シンガポール 22日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)の3会合連続の75ベーシスポイント(bp)利上げと一段の引き締め姿勢を受け、ゴールドマン・サックス、バークレイズなど多くの投資銀行が22日に米政策金利の予想を上方修正した。

ゴールドマンは「米連邦公開市場委員会(FOMC)は、インフレが高止まりすれば、必要なら労働市場の一段の悪化も容認するつもりだ」と指摘した。

同社は、11月に引き締めペースの鈍化を予想していたが、今回の決定を受け、利上げ予想を11月が75bp、12月が50bp、来年2月は25bpとし、ピーク水準を従来の4─4.25%から4.5─4.75%に修正した。

FRBが発表した金利見通し(ドットチャート)によると、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を年内にあと1.25%ポイント上げることを想定している。

ゴールドマンは、ドットチャートで2024年と25年の予想利下げ幅が中央値で175bpとなっていることはあまり重視しないとし、「利上げが景気後退を引き起こさずインフレ問題を解決するのならば、FRBは単に中立水準に戻すためだけの利下げはせず、状況が悪化するまで利下げを待つ」との見方を示した。

バークレイズ・リサーチは、11月の利上げ幅をこれまでの50bpから75bpに、12月は25bpから50bpに修正し、年末の予想金利水準を4.25─4.50%とした。

さらに23年2月に25bp引き上げ4.50─4.75%としたところで打ち止めにし、23年中に利下げに転じると予想した。

ソシエテ・ジェネラルも、11月に75bp、12月に50bp利上げを予想。「24年初頭に穏やかな景気後退を予想する。FOMCの動きで確信が高まり、景気後退が早まる可能性がある」と述べた。

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