- 2022/10/19 掲載
日清粉G、今期185億円の最終赤字に下方修正 豪州事業で減損
2019年に現地企業を買収して同国市場に参入したものの、主要取引先が新型コロナウイルスの影響を受けたほか、国境規制でアジア諸国に輸出する計画が想定を下回った。ロシアによるウクライナ侵攻でエネルギーコストなどが上昇したことも響いた。
23年3月期は従来185億円の最終黒字を計画していた。年間の配当予想は1株39円のまま据え置いた。
営業利益の見通しは従来の300億円から330億円に上方修正した。減損損失を計上することで、下期ののれん償却費と固定資産の減価償却費が減少するためとしている。
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