- 2022/10/26 掲載
米ウォール街の賞与、今年22%減の見込み=NY州会計検査院
25日に会計検査官のトーマス・ディナポリ氏は声明で、22年上半期は税引き前利益が135億ドルに半減し、報酬用の資金が6.5%減ったと説明した。
ウクライナ戦争やインフレ、米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めにより、企業は合併・買収(M&A)や上場のペースを落とし、投資銀行業務に打撃を与えている。21年には記録的な水準に達しており、賞与額は06年以来の高水準となっていた。
ディナポリ氏は「過去2年間の利益と賞与は連邦政府による新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)への異例の対応で膨らんだ部分があり、持続不可能だった」と指摘した。
22年の賞与に関する州会計検査院の年次報告書は来年3月に発表される。
最新ニュースのおすすめコンテンツ
PR
PR
PR