- 2022/11/01 掲載
豪住宅価格、10月も下げ続く 下落地域が拡大
前年同月比では0.9%下げ、2021年終盤に記録した過去最高の21%上昇と対象的となった。
シドニーは前月比1.3%、前年比では8.6%それぞれ下落。メルボルンはそれぞれ0.8%と5.6%下げた。主要都市全体では1.1%下落。新型コロナウイルス感染拡大を背景にした生活スタイルの変化で上昇していた地方の住宅価格は1.4%下落し、長期の上昇基調が終了した。
下落は全都市や地方に拡大、家計が圧迫されて信頼感や消費の減退につながる可能性があるとみられている。
コアロジックのリサーチディレクター、ティム・ローレス氏は、「オーストラリア人は、一段の金利上昇と高インフレの加速・持続という二重苦に直面している。一段の金利上昇に加えて家計がますます逼迫すれば、下落のペースが速まる恐れがある」と述べた。
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