- 2022/11/04 掲載
シャープ、業績予想を下方修正=円安・液晶パネル下落で―23年3月期
シャープは4日、2023年3月期の連結業績予想を下方修正し、営業利益は250億円(従来予想650億円)、純利益は50億円(同500億円)になる見通しだと発表した。国内向け製品の生産拠点が海外にあるため、急激な円安は利益を押し下げる。ディスプレーの市況悪化を受け、6月に完全子会社化した液晶パネル会社「堺ディスプレイプロダクト(SDP)」(堺市)の業績悪化も織り込んだ。
記者会見した沖津雅浩副社長は円安対策について「スマートフォンや小さな調理器具については、コスト的にメリットがあれば国内生産もある」と述べ、一部生産の国内回帰も検討していると明らかにした。
【時事通信社】
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