- 2022/11/04 掲載
海運大手3社が最高益更新=円安追い風、通期予想を上方修正―9月中間
日本郵船など海運大手3社の2022年9月中間連結決算が4日、出そろった。運賃市況が高水準を維持し、3社の純利益はいずれも過去最高を前年同期に続いて更新した。円安も追い風となり、3社とも23年3月期業績予想を上方修正した。
9月中間純利益は、日本郵船が前年同期比71.7%増の7060億円、商船三井が118.9%増の6015億円、川崎汽船が129.8%増の5654億円だった。3社が共同出資するコンテナ船運営会社の好業績が収益を押し上げた。コンテナ船の輸送需要は8月以降に減退し、短期運賃は下落したものの、高値で成約した長期契約に支えられた。
【時事通信社】
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