- 2022/11/04 掲載
独サービスPMI、10月改定46.5に小幅上昇 エネルギー高が重し
ただエネルギー高、先行き不透明感、金利上昇が見通しの重しとなった。
S&Pグローバルのエコノミック・アソシエート・ディレクター、フィル・スミス氏は、サービス活動縮小ペースの小幅鈍化は前向きな動きとした上で「サービス企業はコスト面で安心できる状況ではない。エネルギーコストの増加、賃上げ要求の拡大、資金調達コストの上昇が報告される中、投入価格の上昇率は一段と加速している」と述べた。
投入価格指数は6月以来の高水準。
企業は今後1年間で状況が改善するとは予想しておらず、活動の増加を予想する企業より縮小を予想する企業の方が多かった。
サービス業と製造業を合わせた総合PMI改定値は45.1で、前月の45.7から低下。速報値の44.1からは上方修正された。
スミス氏は、製造業とサービス業の双方の縮小が続いているため「第4・四半期のドイツ経済の縮小は避けられないとみられる」と指摘した。
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