- 2022/11/07 掲載
IMF、トルコに早期利上げと中銀の独立性強化を勧告
「こうした動きは、インフレをより永続的に低減するのに役立つ上、準備高のバッファーを徐々に構築するのに資する」と説明した。
トルコの外貨準備高は近年、市場介入により大きく減少。昨年12月の通貨危機も準備高減少の発端となった。トルコ中央銀行は過去3カ月間で政策金利を合計350ベーシスポイント(bp)引き下げて10.5%とした。エルドアン大統領は年末までに政策金利を1桁に引き下げるよう求めているため、今月も追加利下げが見込まれている。
トルコの年間インフレ率は10月に85.5%となった一方、リラは対ドルで昨年に44%下落、今年これまでに29%値下がりしている。
事務方代表団は先月にイスタンブールとアンカラを訪問。報告書は来年1月にIMF理事会に提出される。
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