- 2022/11/07 掲載
バークシャー、オキシデンタルに今期から持分法適用 増益効果も
第3・四半期決算発表にあわせて明らかにした。
米会計規則では保有比率がおおむね20%を超えると、対象企業に大きな影響力を行使し得る状態と見なされ、持ち分法適用が求められる。バークシャーは従来からオキシデンタル株保有が純投資で、経営に影響力を行使する意図はないとの立場だった。ただ、今年8月には、業界の競争を阻まないとの約束の下、連邦エネルギー規制委員会からオキシデンタル普通株の最大50%取得の許可を取り付けていた。
投資家やアナリストの間では、バークシャーがエネルギー株投資戦略の一環として、最終的にオキシデンタルを買い取る可能性を見込む声さえ出ていた。
リフィニティブによると、アナリストの予想平均では今年のオキシデンタルの利益は100億ドル超。エドワード・ジョーンズのアナリストは、この持ち分法適用の影響でバークシャーの株価収益率(PER)が下がることになり、同株が割安に見えるようになるメリットも指摘した。
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