- 2022/11/17 掲載
カナダ10月CPI、前年比+6.9%で予想と一致
前月比上昇率は0.7%で、やはり市場予想と一致した。
コア関連のインフレ指標は、食品とエネルギーを除く上昇率が5.3%と、9月の5.4%から鈍化したが、他の2つの指標はいずれも伸びがやや加速した。
マネックスの欧州・カナダFXアナリシス部門の責任者、サイモン・ハーベイ氏は「総合指数の観点から見ると、今日のCPIで12月の中銀会合を巡る内外の議論が解消することはほとんどない」と述べた。
金利の上昇で借り入れコストが上がり、10月の住宅ローン金利は1991年2月以来の大幅な上昇を記録。住宅ローン金利と家賃の上昇は住居費を押し上げる要因となった。
一方、肉や果物、野菜の値上がりが鈍り、食品価格の上昇率は9月の10.3%から10.1%にわずかながら鈍化した。ガソリンは9月の13.2%から17.8%へと伸びが拡大した。
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