- 2022/11/22 掲載
物価の加重中央値、10月はプラス1.1% 一斉値上げで伸び率急拡大
品目ごとの上昇率分布で上下10%を機械的に除いた「刈込平均値」は前年同月比プラス2.7%となり、2カ月連続の2%台。品目別分布で最も頻度の多い上昇率である「最頻値」はプラス1.3%で、こちらも最高を更新した。
一連の指標は日銀が総務省発表の消費者物価指数をもとに算出し、毎月発表している。日銀は物価の基調を正確に把握するため、生鮮食品を除く消費者物価指数(コアCPI)だけでなくさまざまなコア指標を総合的に見ている。10月のコアCPIは前年同月比プラス3.6%で1982年2月以来の伸び率となり、日銀が目標とする2%を7カ月連続で上回った。
(和田崇彦)
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