- 2026/07/10 掲載
OpenAI、最新モデル「GPT-5.6」と自律型エージェント「ChatGPT Work」を一般公開
AnthropicのClaudeFable5やMythos5にClaude Cowork対抗
同時に提供が開始された「ChatGPT Work」は、これまで開発者向けであったコーディングエージェント「Codex」をChatGPTのデスクトップアプリに統合した新機能だ。ユーザーの指示に基づき、文書やスライドの作成、複数ファイルの横断的なデータ分析など、工程の多い複雑なタスクを自律的に遂行する。AIは単なる質問への回答ツールから、ローカル環境のファイルやアプリと連携して業務を完遂する実行基盤へと移行した。
エンタープライズ市場での展開を加速させるため、米マイクロソフトも同日より「Microsoft 365 Copilot」の基盤モデルとしてGPT-5.6を導入した。ユーザーはWordやExcelなどの業務アプリケーション内で、直接GPT-5.6の機能を利用できる。
今回の発表は、競合する米Anthropicの自律型エージェント「Claude Cowork」や最新モデル「Claude 5」シリーズへの直接的な対抗措置と位置づけられる。各社の競争軸は、AIのテキスト生成精度から、ローカル環境やクラウドと連携してタスクを自動実行する自律型エージェントの優劣へと完全に移行した。企業は今後、利用コストとセキュリティ要件を満たしながら、いかに効率的なAI運用基盤を構築するかが求められる。
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