提供企業コンテンツ

  • スペシャル
  • 会員限定
  • 2025/08/21 掲載

一度は失敗も…日本生命が「制約が多い保険業界」で生成AI活用を浸透できたワケ

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
一度は失敗も…日本生命が「制約が多い保険業界」で生成AI活用を浸透できたワケ

日本生命は生成AIなどを活用したDXに挑んでいる。ミスが許されない業務特性や複雑なシステム、幅広いITリテラシーのユーザー、縦割りの組織構造といった“DXの難所”が多数存在する。そんな難所を乗り越えるため、ビジネス部門とIT部門が“伴走型”で推進し、システム基盤整備・ガバナンス・人材育成を3本柱とする持続的な変革を進めている。日本生命はどのように生成AIを活用したDXを進めていったのか。同社IT統括部の阪本雅義氏が解説する。

DX推進を支える「三位一体」の組織体制

 日本生命は、130年以上の歴史と伝統を誇る日本を代表する生命保険会社だ。その長い歴史の中で、同社は伝統を重んじながらも、時代の変化に柔軟に対応する姿勢を貫いてきた。

 近年、保険業界はデジタル化の波に直面し、AIやデータサイエンスといった先端技術の活用が急務となっている。日本生命もまた、こうした時代の要請に応えるべく、2019年から全社を挙げてDXに取り組み始めた。特にAIの活用については、単なる技術導入にとどまらず、自社での運用・保守まで見据えた実践的なアプローチを重視している。

 阪本氏は「契約期間が長期にわたる生命保険事業においては、AIなどの先端技術も、単に導入して終わりではなく、保守運用含めて継続的かつ着実に活用することが求められる」と語る。

 また、同社では、国内外での事業展開やヘルスケア・介護分野への進出などの様々な安心を提供する「安心の多面体」を目指している。

 こうした背景のもと、日本生命はDX戦略企画部、デジタル推進室(IT統括部)、イノベーション開発室という3つの組織が有機的に連携し、シリコンバレー拠点を活用したグローバルな調査研究にも力を入れている。

 伝統と革新が交錯する現場で、日本生命はいかにAIを活用し、未来を切り拓こうとしているのか。その具体的な取り組みを、阪本氏に聞く。

この記事の続き >>

  • ・生命保険業界特有のDX推進を阻む「4つの難所」とその対策
    ・グループ一体の人材育成でDX推進力を強化。生成AI導入に徹底した支援
    ・【生成AIでの効率化】複数の生成AIを用いて高精度な文書管理や検索精度を実現

この続きは
会員限定(完全無料)です

ここから先は「ビジネス+IT」会員に登録された方のみ、ご覧いただけます。

今すぐビジネス+IT会員に
ご登録ください。

すべて無料!今日から使える、
仕事に役立つ情報満載!

  • ここでしか見られない

    2万本超のオリジナル記事・動画・資料が見放題!

  • 完全無料

    登録料・月額料なし、完全無料で使い放題!

  • トレンドを聞いて学ぶ

    年間1000本超の厳選セミナーに参加し放題!

  • 興味関心のみ厳選

    トピック(タグ)をフォローして自動収集!

提供企業一覧

  • パーソルホールディングス株式会社
  • 、 株式会社マネジメントソリューションズ
  • 、 株式会社プラスアルファ・コンサルティング
  • 、 Verkada Japan株式会社
  • 、 株式会社Magic Moment
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます

関連コンテンツ


処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます