記事 製造業界 イノベーションは企業存続の危機につながる!?コスト4割減につなげたリコーのIT改革 イノベーションは企業存続の危機につながる!?コスト4割減につなげたリコーのIT改革 2013/07/18 複合機やプリンターなどの設計から販売、サービスまでを一環してグローバルに展開するリコー。2012年3月期の連結売上高は1兆9,034億円で、うち海外比率が53.4%と半分超を占めている。厳しい国際競争を戦っていくために、同社はITを活用して、高効率経営と事業の創造を目指している。近年では、同社元副社長の遠藤紘一氏が政府CIOに就任したことでも知られている。設計・製造ソリューション展で登壇したリコー IT/S本部 本部長の石野普之氏が、リコーでの取り組み内容とその成果について明かした。
記事 ITコスト削減 IT運用コストの削減調査:肥大化が課題の企業は9割超、削減策トップは値引き交渉で7割 IT運用コストの削減調査:肥大化が課題の企業は9割超、削減策トップは値引き交渉で7割 2013/07/17 アイ・ティ・アール(ITR)は17日、国内企業を対象に実施した「IT運用コストの削減施策に関する調査」の結果を発表した。調査結果によれば、国内の企業においては、コスト削減への関心度が一様に高く、93%の回答者がITの運用コスト/維持費用の削減は「喫緊の課題」(37%)あるいは「中長期的な課題」(56%)と捉えていることが明らかとなった。
記事 業務効率化 ネポンとNEC、ハウス内機器の制御機能を農業ICTクラウドサービスで実現 和郷園が導入 ネポンとNEC、ハウス内機器の制御機能を農業ICTクラウドサービスで実現 和郷園が導入 2013/07/11 ネポンと日本電気(以下、NEC)は11日、農業の生産性向上や農産物の品質改善に貢献する農業ICTクラウドサービスの強化を行い、あらかじめ設定したスケジュールにあわせて灌水制御(水やり)を行う機能を追加し、同日より提供を開始した。
記事 IT戦略・IT投資・DX ミサワホーム宮本眞一氏:クラウドへの全面移行を決断、いかに経営や現場を説得したか ミサワホーム宮本眞一氏:クラウドへの全面移行を決断、いかに経営や現場を説得したか 2013/07/03 過去10年間にわたってシステム投資を抑制していたミサワホームだが、業績回復基調に乗り、ついに反転攻勢の狼煙を上げた。2012年にユーザー部門とシステム部門の混成チームによる「システム整備プロジェクト」を発足。これまでグループ各社でサイロ化していたシステムをクラウドに全面移行して一元化していくという基本方針のもと、2014年上半期には社内データセンターを廃止するという不退転の決意で臨んでいる。
記事 Web戦略・EC サントリー、ベネッセ、常陽銀行が語る、企業Webサイト構築・リニューアル成功の秘訣 サントリー、ベネッセ、常陽銀行が語る、企業Webサイト構築・リニューアル成功の秘訣 2013/07/02 今や企業のWebサイトは、宣伝や広報の媒体としてのみならず、顧客との関係を強化するうえでも重要な存在になった。しかし、Webサイトを確実にビジネスに結びつけることができている企業は、まだごく一部に過ぎないのではないだろうか。こうした中、サントリー酒類やベネッセコーポレーション、常陽銀行らが取り組んでいるのが、徹底した顧客志向のWebサイト戦略だ。その重要性について、サントリー酒類の室元隆志氏は「ユーザーをしっかり見つめないとWebビジネスは成功しない」と指摘する。各社担当者が、自社のWebサイトの構築やリニューアル時、キャンペーン時に行った成功事例や失敗事例について、つまびらかに語った様子をお届けしよう。
記事 サーバ仮想化・コンテナ 【特集】ビジネスへの変化に対応できるか?いま求められるIT基盤の条件 【特集】ビジネスへの変化に対応できるか?いま求められるIT基盤の条件 2013/07/01 刻々と変化を続けるビジネス環境に対して、ITにも柔軟さが求められている。昨今、サーバ仮想化やクライアント仮想化の採用はこうした流れを受けたものと言える。一方でこれらのシステム基盤自体は依然として従来の考え方に基づいた仕組みに基づくものが多い。本特集では、仮想化が成熟期を迎える中で求められるIT基盤の条件を探る。
記事 IT戦略・IT投資・DX ライオン、国分、カシオ、ラックが語る、10年後に向けてIT部門が今できること ライオン、国分、カシオ、ラックが語る、10年後に向けてIT部門が今できること 2013/06/26 10年後の近い未来、クラウドやグローバル化がさらに進んだ世界で、組織のイノベーションを支えるために、IT部門は今何をすべきなのだろうか。ライオン 統合システム部の森山卓也氏は「ビジネスの差別化とリスクに応じて、IT部門の業務内容をテーマごとに明確にすれば、具体的な方針が見いだせるのではないか」として、3つの視点でテーマを分解した。この3つのテーマを軸に、人材育成に取り組むカシオの事例、トライブ型プロジェクトで案件化を進めるラックの事例などについて紹介する。
記事 グローバル・地政学・国際情勢 ASEAN市場解説:国別アンケートで見えてきた巨大消費者市場で採るべき2つの戦法 ASEAN市場解説:国別アンケートで見えてきた巨大消費者市場で採るべき2つの戦法 2013/06/14 生産拠点としてだけでなく、成長する消費市場としても現在大きな注目を集めているASEAN(アセアン)。今や総GDP規模は中国に次ぐまでに拡大したと言われている。しかし、国ごとにその特徴を見た場合、政治体制や民族構成、宗教、言語、人口規模や経済水準に至るまで、さまざまな点で数多くの違いがある。こうしたASEAN諸国での事業展開を考えた時、日本企業はどのような戦い方をすればいいのだろうか。野村総合研究所では、タイ、マレーシア、インドネシア、ベトナム、ミャンマーの主要5か国において、4か月にわたって2400名の消費者に調査を実施。その結果とともに巨大消費者市場攻略の糸口について野村総合研究所の新美佑氏と倉林貴之氏が解説した。
記事 中堅中小企業・ベンチャー MonotaRO 鈴木雅哉 社長インタビュー:300万点超のB2Bネット通販事業でROE35%の秘密 MonotaRO 鈴木雅哉 社長インタビュー:300万点超のB2Bネット通販事業でROE35%の秘密 2013/06/13 インターネットやカタログなどを介した事業者向け工場用間接資材の通信販売を行うMonotaRO(モノタロウ)。工場や自動車整備の現場などで利用される切削工具や研磨剤、溶接材料や清掃用品などを販売するいわばB to Bのネット通販事業を手がけている企業だ。今やその取扱商品は300万点超、会員数は98万4000件(2013年6月10日現在)にのぼり、2012年12月期のROE(株主資本利益率)は34.9%と驚異的な数字を誇る。2000年設立後は、2006年に上場、2009年には東証1部に上場するなど、飛躍的な成長を遂げる原動力について、同社代表執行役社長の鈴木雅哉氏に話を聞いた。
記事 設備投資 高橋洋一氏x山口俊昌社長 対談:アベノミクスでどうなる!?激動を勝ち抜く企業経営、IT戦略とは 高橋洋一氏x山口俊昌社長 対談:アベノミクスでどうなる!?激動を勝ち抜く企業経営、IT戦略とは 2013/06/11 安倍政権が掲げる経済政策、いわゆるアベノミクスの効果は、現在のところ、円安、株高という具体的な形で現れている。この効果は実体経済にも波及し、本格的な景気回復へとつながるのだろうか。小泉政権下で経済財政担当大臣の補佐官を務め、2008年には「霞が関の埋蔵金」に言及し、現在は嘉悦大学教授、政策工房会長、大阪市特別顧問をつとめる高橋洋一氏とGRANDIT 代表取締役社長 山口俊昌氏の対談から、今後の日本経済の見通し、IT戦略のヒントを探る。
記事 経営戦略 夏野剛氏:個人に力を与えた3つのIT革命、それを活かす企業や組織はどうあるべきか 夏野剛氏:個人に力を与えた3つのIT革命、それを活かす企業や組織はどうあるべきか 2013/06/06 政権に返り咲いた自民党・安部政権が打ち出した一連の経済政策、いわゆるアベノミクスにより、これまでの超円高は是正され、株価は上昇。長らく低迷していた日本経済の再生、景気回復への期待が急速に高まっている。しかし、これによって日本企業が抱えている根本的な課題は解決されたと言えるのだろうか。慶應義塾大学大学院の夏野剛氏は、インターネットやソーシャルが生み出したさまざまなIT革命を本当の意味で取り入れ、実践していくことが必要だと語る。
記事 IT戦略・IT投資・DX ITR 内山悟志氏:ITは10年変わらず、変革するキーワードは「トライブ」と「予測市場」 ITR 内山悟志氏:ITは10年変わらず、変革するキーワードは「トライブ」と「予測市場」 2013/06/04 加速化する市場変化に対して弾力的に対応しながら、新たなビジネス価値を創出する。そうしたイノベーションを支えるのがITであり、IT部門は経営戦略への関わりを深めることが求められている──。こうした理想が掲げられる一方で、現実に目を向けると、IT部門の状況は10年前からほとんど変わっていないようだ。アイ・ティー・アール(以下、ITR)の調査によれば、情報システムが重要であると位置付けて“いない”経営者は2001年から倍増、一般社員の理解や意識もほぼ変化していないことがわかった。IT部門の在り方や課題、組織に必要な変革、そして未来について、ITR 代表取締役の内山 悟志 氏が語った。
記事 IT戦略・IT投資・DX 富士通 山本正已社長が語る、ビジネスのチャレンジや社会の変革を支えるICTとは 富士通 山本正已社長が語る、ビジネスのチャレンジや社会の変革を支えるICTとは 2013/05/29 経済のグローバル化、スマートフォンの登場、ソーシャルメディアの興隆、サイバー攻撃の激化など、ICTの普及により、企業や個人は劇的な変化に直面している。こうした変化をビジネスのチャンスと捉えるために、また社会をより豊かにする(=ソーシャルイノベーション)ために、ICTの力をどう生かせばいいのか、富士通フォーラム2013において、富士通 代表取締役社長 山本 正已氏が語った。
記事 IT戦略・IT投資・DX ガートナー スティーブ・プレンティス氏:今後5年間でITに影響を与える10のトレンド ガートナー スティーブ・プレンティス氏:今後5年間でITに影響を与える10のトレンド 2013/05/17 市場環境や社会の変化、あるいは人員の流動など企業内の変化が、ITインフラとその運用計画に大きな影響を及ぼすようになってきている。ガートナー リサーチ バイスプレジデント兼ガートナー フェローのスティーブ・プレンティス氏は、現在の企業が注目すべき最重要トレンドとして、SDNやInternet of Things、IT/OTの将来、BYODのマルウェア被害に対する見通しなど、今後求められる取り組みに対する重要な示唆を行った。
記事 中堅中小企業・ベンチャー サクセスHD 柴野豪男 社長インタビュー:保育事業で急成長、年商1億時に1000万のIT投資が原動力に サクセスHD 柴野豪男 社長インタビュー:保育事業で急成長、年商1億時に1000万のIT投資が原動力に 2013/05/13 サクセスホールディングスは、企業や病院内で保育サービスを提供する「受託保育」、市区町村の認可を受けた「公的保育」などを手がける企業である。ニチイやベネッセなど並み居る教育サービス企業がひしめく中、現在は全国に220を超える保育施設を展開し、2012年8月にはJASDAQ、2013年4月24日には東証2部に上場を果たすまでに急成長している。同社の成長を支えた原動力は何なのか。同社、代表取締役社長の柴野 豪男 氏とシステム部門の責任者である取締役 システム部長 佐々木 雄一 氏のお二人に話を聞いた。
記事 ストレージ SSDがITインフラを大きく変える──3年後には平均1TB、5年で容量単価は1/5に SSDがITインフラを大きく変える──3年後には平均1TB、5年で容量単価は1/5に 2013/04/30 今から3年後の2016年には、企業システム向けSSDの平均記憶容量は1テラバイトを超え、2012年からの5年間でメモリデバイスの容量単価は5分の1になる──4月24日から今日まで開催中のガートナージャパン「ITインフラストラクチャ&データセンターサミット2013」、初日のセッション「メモリの技術革新がもたらすITインフラとストレージの進化」では、リサーチ ディレクター 鈴木雅喜が、フラッシュメモリによるITインフラの大きな変化がこれから起きるとして、その変化にいまから備えるべきだと訴えました。
記事 PC・ノートPC サポート終了のXPから乗り換える! ビジネス向けモバイルPCのセキュリティ機能を徹底比較 サポート終了のXPから乗り換える! ビジネス向けモバイルPCのセキュリティ機能を徹底比較 2013/04/26 Windows XPのサポート終了が、2014年4月9日に迫っている。終了後はセキュリティ更新プログラム等が配布されなくなるので、会社の業務で利用するのは厳しくなるだろう。このタイミングで、Windows 7やWindows 8への移行を考えている企業は多いはずだ。せっかくOSを移行するなら、セキュリティをきちんと考えたPCを導入するいい機会とも言える。そこで今回はセキュリティ機能にスポットを当てて、デスクトップPCよりも危険性の大きいモバイルPCについて比較検証していこう。(製品比較の機種選定・比較は、ソフトバンク ビジネス+IT編集部が実施しています)
記事 中堅中小企業・ベンチャー 中堅・中小企業、アベノミクスで経常利益DIは向上もIT投資は慎重姿勢 中堅・中小企業、アベノミクスで経常利益DIは向上もIT投資は慎重姿勢 2013/04/22 ノークリサーチは22日、中堅・中小企業の中堅・中小市場における2013年春の定点観測調査を行い、その内容を速報を発表した。調査対象は、年商500億円未満の国内民間企業1040社の経営層および管理職。調査結果によれば、経常利益DIとIT投資DIともに改善を示すが、IT投資DIには慎重な姿勢も見られた。
記事 その他基幹系 NTTドコモ、顧客情報管理システムにアプリケーション実行基盤やLinuxを導入 NTTドコモ、顧客情報管理システムにアプリケーション実行基盤やLinuxを導入 2013/04/18 日本オラクルは18日、NTTドコモが、顧客情報管理システム「ALADIN(アラジン)」の基幹サーバのIA化にともない、オラクルの「Oracle WebLogic Server」をアプリケーション実行基盤として導入し、2013年2月から稼働を開始したと発表した。同システムのOSには「Oracle Linux」が採用された。
記事 シンクライアント・仮想デスクトップ クライアント仮想化のROIは全社導入時で 743% IDCが調査結果を発表 クライアント仮想化のROIは全社導入時で 743% IDCが調査結果を発表 2013/04/18 IT専門調査会社IDC Japanは18日、2012年に実施した調査および取材をもとに、国内クライアント仮想化市場のクライアント仮想化 ROI(投資対効果)の算出と分析を行い、その結果を発表した。
記事 IT戦略・IT投資・DX CIO対談:コニカミノルタ 田井 昭氏「事業貢献とグローバル化支援のため、システム部門がもっと現場に出る」 CIO対談:コニカミノルタ 田井 昭氏「事業貢献とグローバル化支援のため、システム部門がもっと現場に出る」 2013/04/18 ユーザー部門の業務改革を期待される情報システム部門の中には、自部門の改革も着実に進めているところがある。彼らは、どのような自己改革を成し遂げたのだろうか。本連載では、情報システム部門のトップに自ら語っていただこう。第20回は、コニカミノルタのIT業務改革部長、田井 昭氏に話をうかがった。
記事 クラウド オラクル ラリー・エリソンCEOxソフトバンク 孫正義氏対談:クラウドはビジネスをどう変えるのか オラクル ラリー・エリソンCEOxソフトバンク 孫正義氏対談:クラウドはビジネスをどう変えるのか 2013/04/12 今やクラウドは、ビジネスになくてはならない存在になった。4月9日に開催された「Oracle CloudWorld 2013」では、米オラクルCEOのラリー・エリソン氏がライブビューで登場。エリソンCEOは、ERPの分野では、今やSAPではなくセールスフォースが、インフラではIBMではなくアマゾンが、同社の競合になったと言及。さらにソフトバンクの孫正義氏とクラウド時代のビジネスのあり方について対談するとともに、孫氏はソフトバンクグループでの3つのビッグデータ活用事例を紹介した。そのうちの1つは、本イベントで初めて公開されたものとなった。
記事 中堅中小企業・ベンチャー 中堅中小企業のIT支出、「増加」が「減少」を大幅に上回る 中堅中小企業のIT支出、「増加」が「減少」を大幅に上回る 2013/03/26 IDC Japanは26日、2013年1月に実施した国内中堅中小企業ユーザー調査の結果を発表した。これによると、2013年度(会計年)のIT支出予算では、前年度から「増加する」(前年度比103%以上)と回答した企業の割合は39.7%と、「減少する」(前年度比97%未満)と回答した企業の割合17.1%を大幅に上回り、これまでIT支出に慎重だった中堅中小企業においても積極的なIT支出を行う企業が増加傾向にあることが分かった。
記事 ERP・基幹システム ケンコーコム 新井達也取締役が語る、SAP ERPをAWSへ移行した理由とその効果 ケンコーコム 新井達也取締役が語る、SAP ERPをAWSへ移行した理由とその効果 2013/03/26 健康食品や医薬品などのインターネット通信販売のパイオニア、ケンコーコム。2000年5月に「ケンコーコム」を開設以来、今や約20万点の商品を取り揃えるまでになった。しかし、商品を拡充すると、処理すべきデータも同時に増える。そのため、「システムおよび情報の集約と一元化は大きな課題だった」とケンコーコム、取締役の新井達也氏は語る。そこで同社は、基幹系システムであるSAP ERPの稼働環境として、アマゾンの「AWS(Amazon Web Services)」を採用。なぜAWSなのか。「ガートナー エンタプライズ・アプリケーション&アーキテクチャ サミット 2013」で、導入の背景やSIer選定、効果などが語られた。
記事 流通・小売業界 ゼンショー HD 野々下信也 執行役員が語る、外食トップへの急成長を支えたグループIT戦略 ゼンショー HD 野々下信也 執行役員が語る、外食トップへの急成長を支えたグループIT戦略 2013/03/21 牛丼チェーンのすき家などを展開するゼンショーホールディングス。2011年には日本マクドナルドを抜き、外食産業として国内トップの売上高を記録した。この躍進を支えているのがM&Aの積極的な推進だ。吸収した企業にはココスやなか卯なども含まれ、2012年3月期の連結売上高は4,000億円と5年間で2倍以上に成長し、今やグループ傘下の店舗数は4313店舗にのぼる。同社が急成長を遂げた背景には、競合他社との差別化を目指し、環境変化に柔軟に対応していくためのグループIT戦略があった。
記事 中堅中小企業・ベンチャー 日本能率協会ら鼎談:中堅中小企業の“困った”をまるごと解決するには? 日本能率協会ら鼎談:中堅中小企業の“困った”をまるごと解決するには? 2013/03/18 新たな景気刺激策の期待などにより、日本経済にはいくぶん明るい兆しが見えつつあるものの、中堅中小企業の経営者の抱える悩みは尽きない。「中でも、経営者の一番の悩みは『売上が伸びない』ということに尽きるでしょう」と日本能率協会コンサルティングの松本 賢治氏は指摘する。事実、商品自体の売れ行きが思わしくない状況に加え、たとえば部品メーカーなどでは取引先からの厳しい値下げ圧力にさらされて単価がどんどん下がっているという状況もある。これから先、アベノミクスが効果をあげたとしても、いったん下げた単価をあげていくことは、簡単なことではない。それどころか、先に原材料や経費などの物価上昇や金利上昇によるデメリットを受ける可能性も少なくない。
記事 中堅中小企業・ベンチャー 同業者はみんなどうしてる?中堅中小企業の集合知の共有と事業拡大を実現する 同業者はみんなどうしてる?中堅中小企業の集合知の共有と事業拡大を実現する 2013/03/18 IT製品やサービスを並べたマーケットプレイスは、数多くある。しかし、基本的には売り手側からの一方通行のサービスがほとんどで、利用者はただ製品やサービスを購入し、利用するだけだった。一方で、中堅中小企業の経営者が求めているのは、実際のビジネスに直結する仕組みだ。それは営業力の強化であったり、人材の確保・育成、コストダウンにつながるものである。こうしたミスマッチが起きていた問題に対して、1つの答えを導き出そうという試みが新たに始まっている。
記事 IT戦略・IT投資・DX ビジネスに直接貢献できるITインフラを構築するポイントとは ビジネスに直接貢献できるITインフラを構築するポイントとは 2013/03/11 ソーシャルやモバイルの普及拡大、ビッグデータ利活用の増加、クラウドの採用増、セキュリティ対策、IT基盤の集約と統合など、企業のIT部門が直面する課題は多岐にわたり、かつそれぞれが喫緊の問題になっている。その一方、IT部門は「人材不足」「新規投資が行えない」状況にあり、膨大な運用・管理業務をいかに効率化し、コスト削減していくのかも同時に求められている状況だ。こうした中で、ビジネスに直接貢献できるITインフラを構築していくにはどのように取り組めばいいのだろうか。
記事 IT戦略・IT投資・DX ガートナー、日本と世界のCIOのビジネス・IT・テクノロジの優先度トップ10を発表 ガートナー、日本と世界のCIOのビジネス・IT・テクノロジの優先度トップ10を発表 2013/03/07 ガートナー ジャパンのエグゼクティブ・プログラム (以下、EXP) は7日、日本を含む世界のCIOの次年度のビジネス戦略、IT戦略、テクノロジ面における優先度について、ランキングを発表した。このうち、ビジネス戦略、IT戦略では、日本のCIOと世界のCIOに大きな隔たりがみられた。
記事 IT戦略・IT投資・DX 限界に近づくCIOの一人二役、カギはITマネジメントとITアーキテクチャの改革 限界に近づくCIOの一人二役、カギはITマネジメントとITアーキテクチャの改革 2013/03/06 ビジネスとITとの関係がより緊密になってきている。一方で個々の事業部門が強くなれば、企業自身も強くなるという時代は既に終焉を迎えた。今後は企業全体、グループ全体でグローバルに連携し、全社最適を見据えてITを活用していくことが、将来のイノベーション創出に繋がっていくとされる。その時に求められるCIOの役割とは一体どのようなものなのか、また実際の取り組みとしてどんな活動が求められるのか。鍵を握るのは、ITマネジメントとITアーキテクチャの改革だ。