記事 半導体 エッジAI半導体に注目集まるワケ、日本発のEdgeCortixなどスタートアップも存在感 エッジAI半導体に注目集まるワケ、日本発のEdgeCortixなどスタートアップも存在感 2024/10/07 23 数年前まで、データの大半はクラウド上で発生していたが、モバイル・エッジデバイスの普及に伴い、エッジ環境でのデータが急速に増えている。そんな中、関心が高まっているのがデータをその場で処理できるエッジAI向けの半導体だ。最新のエッジAI向けの半導体は、生成AIモデルの運用にも対応しており、LlamaモデルやStable Diffusionなどを動かすこともできるという。同市場ではNVIDIA、インテル、AMD、クアルコムといった大手プレイヤーに加えて、日本発のEdgeCortixやHailoなどのスタートアップも存在感を出しつつある。
記事 AI・生成AI 横浜ゴム「人とAIの協奏」がスゴい、核心のキーワード“特徴量”とは? 横浜ゴム「人とAIの協奏」がスゴい、核心のキーワード“特徴量”とは? 2024/10/04 横浜ゴム「人とAIの協奏」がスゴい、核心のキーワード“特徴量”とは? AI技術の急速な進展は、ものづくりの世界をも大きく変えつつある。リアルタイムでデータを収集し、AIで解析・活用することで、生産性や品質の向上といったさまざまな面での競争力を高めることが可能だ。だが、それをもう一歩進めた「AIと人の協働」となると、現在はまだまだ模索の段階にある。そうした中「人とAIの協奏」をテーマに、タイヤの開発プロセス、生産プロセスの革新に挑んでいるのが横浜ゴムだ。同社が描く、「タイヤづくりの未来図」とはどのようなものか。研究のリーダーシップを取る、同社AI研究室長の小石正隆氏に聞いた。
記事 農業・漁業・林業・畜産業 なぜ「令和の米騒動」は起こった? “元凶”農政に欠けすぎている「ある視点」とは なぜ「令和の米騒動」は起こった? “元凶”農政に欠けすぎている「ある視点」とは 2024/10/04 23 スーパーからコメが消えた「令和の米騒動」、その影響は計り知れない。値ごろなコメを必要とする「食品業界」が直撃を受け、特にごはんを使う惣菜や冷凍食品で成長を遂げてきた「中食産業」は、まさに大打撃だ。この危機に業界はどのように立ち向かうのか。騒動の根本的な原因と現在の業界のリアルについて、一般社団法人 日本惣菜協会 専務理事の清水 誠三氏と、一般社団法人 日本冷凍食品協会 専務理事の出倉 功一氏に聞いた。
記事 ロボティクス 超人手不足時代における中小企業の自動化戦略、知っておきたい「補助金」活用法 超人手不足時代における中小企業の自動化戦略、知っておきたい「補助金」活用法 2024/10/03 15 「ロボットは敷居が高い」、「ロボットは製造技術の専門担当者がいる『大企業』でしか使えない」と思っている人は少なくない。だが実際には「中小企業」こそ、ロボット導入によって生産性を引き上げられる余地は大きく、競争力強化へと直結する一手となり得る。導入の技術ハードルも徐々に下がりつつあるし、中小企業向けの導入補助金も用意されている。本稿ではそうしたさまざまな補助金や税額控除、企業で簡単に使えるロボットを紹介する。
記事 エネルギー・電力 「原発回帰する」日本・「さえない」諸外国…なぜ世界は原発離れ? 「原発回帰する」日本・「さえない」諸外国…なぜ世界は原発離れ? 2024/10/02 16 日本の新しい電源構成の指針となる「第7次エネルギー基本計画」の議論が佳境に入っている。脱炭素に向けての羅針盤とも言える本計画だが、この中で頻出しているのが原子力発電の重要性である。福島事故を起こし『可能な限り原発依存度を低減』と明記した前回の基本計画からわずか3年での、手のひら返しの様相である。こうした日本の現状の一方で、世界では再エネ電源が圧倒的で原発はさえない状況だ。各種のデータに基づいて、日本と世界の原発事情をまとめる。
記事 医療業界 成功率「まさかの」9割越え、テルモ開発者が製品開発で「無双」できた納得理由とは 成功率「まさかの」9割越え、テルモ開発者が製品開発で「無双」できた納得理由とは 2024/10/01 9 大手医療機器メーカーとして多くのME(Medical Electronics:医用電気)機器を開発するテルモ。「医療を通じて社会に貢献する」という企業理念を掲げる同社で、これまで参加してきた30のプロジェクトのうち、29のプロジェクトで製品を世に送り出してきたのが、同社心臓血管カンパニー 戦略推進チーム シニアアドバイザーの沓澤章雄氏だ。驚異のプロジェクト成功率を誇る沓澤氏が語るイノベーションの秘訣とは何か。
記事 航空・宇宙・軍事ビジネス 三菱重工「MSJ」中止から1年、2035年国産航空機事業「成功のカギ」とは 三菱重工「MSJ」中止から1年、2035年国産航空機事業「成功のカギ」とは 2024/09/30 11 2024年3月に経済産業省製造産業局は、「我が国航空機産業の今後の方向性について」で、2035年以降の事業化を目指し、国産航空機製造を再開させる計画を発表した。国産航空機事業は、YS-11や三菱重工が手がけたMSJ(Mitsubishi SpaceJet)プロジェクトなど、これまで数々の挫折を経験してきた。しかし、航空機を構成する装備品の分野ではシェアが高く、世界的に高い評価を受けている。ナブテスコ、パナソニックアビオニクス、ジャムコ、東レなどの代表的な各社動向と、国産航空機事業の今後を分析したい。
記事 EV(電気自動車) EV参入の裏にある、シャープの野心的な「復活シナリオ」とは?初EVは「技術全部盛り」 EV参入の裏にある、シャープの野心的な「復活シナリオ」とは?初EVは「技術全部盛り」 2024/09/27 2 ソニーに続く第二の家電メーカー発のEVは、シャープのEVとなるのか。9月17日、シャープは初のEVコンセプトモデル「LDK+」を公開した。シャープが持つ技術が詰め込まれ、さらには家庭用蓄電池や太陽光発電とつなげたホームエネルギーマネジメントに踏み込んだ野心的な作品だ。台湾の鴻海(フォックスコン)との関係を最大限に生かし、SDV(ソフトウェア定義車両)の実現をも見据えたこのEVは、「シャープ復活」の契機となるだろうか。その勝算を探る。
記事 EV(電気自動車) 「シャープEV」にどう影響?フォックスコンの自信満々EV戦略「勝負は2027年」の根拠 「シャープEV」にどう影響?フォックスコンの自信満々EV戦略「勝負は2027年」の根拠 2024/09/27 4 家電大手のシャープは、親会社である台湾の鴻海(フォックスコン)と組んで製作した初のEVコンセプトモデル「LDK+」を発表した。LDK+のお披露目の場となった、シャープが主催したイベントでは、フォックスコンのEV事業を率いるCSO(最高戦略責任者)関潤氏が登壇し、EV市場を巡る同社の戦略を明かした。関氏が、EVの本当の勝負は「2027年以降」に訪れると語った真意とは何か。
記事 財務会計・管理会計 4割超の製造業はデジタル化“未対応”、知られざる「製造業DX」の成功法則 4割超の製造業はデジタル化“未対応”、知られざる「製造業DX」の成功法則 2024/09/26 緊迫の度合いを増す世界情勢や気候変動、原材料費の高騰、さらには人手不足や働き方改革など、日本の製造業を取り巻く課題やリスクは尽きない。これらに対応しながら競争力を維持していくためにも、デジタルの活用は必須だ。だが、現場への浸透は十分とは言い難く、デジタル化が進む企業は5割程度だという。製造業におけるDXに重要な「連携」「見える化」に焦点を当て、その実現のための具体的方策について解説する。
記事 IT戦略・IT投資・DX 世界に取り残される日本の製造業…ものづくり太郎が説く革新のカギ「BOM+AI」とは 世界に取り残される日本の製造業…ものづくり太郎が説く革新のカギ「BOM+AI」とは 2024/09/26 世界に取り残される日本の製造業…ものづくり太郎が説く革新のカギ「BOM+AI」とは 日本の製造業を長らく支えてきたのは、QCDをコントロールし工場運営を行ってきた優秀な生産技術者たちだ。しかし近年、従来の生産技術が限界を迎えている。輸出額のほとんどを製造業が占める日本では、製造業の衰退は国民の生活の質の低下に直結する。日本の製造業が世界に取り残されないようにするためには、「BOM+AI」がカギになるという。ブーステック代表取締役で製造業系YouTuberのものづくり太郎氏が詳しく解説する。
記事 AI・生成AI 650人調査で判明「生成AI活用のガチ悩み」、成果出せた企業にハッキリ表れる共通点 650人調査で判明「生成AI活用のガチ悩み」、成果出せた企業にハッキリ表れる共通点 2024/09/26 目覚ましい技術革新を遂げる生成AIは、さまざまな企業から注目を浴びている。主な利用用途としては、画像や音声の解析、各種センサーから収集したデータの分析・活用などが多く、すでに業務の生産性を大きく向上させた事例も出始めている。だが、生成AIを活用したすべての企業が成果を得られるわけではない。本記事では、ビジネスでの生成AI活用を成功させるためのポイントについて紹介する。
記事 FCV(燃料電池車) トヨタ・BMWが協業でも「お先真っ暗」な燃料電池車、普及を阻む「ある難題」とは トヨタ・BMWが協業でも「お先真っ暗」な燃料電池車、普及を阻む「ある難題」とは 2024/09/26 1 トヨタ自動車(以下、トヨタ)とBMWが今月5日、水素分野での協力を強化する覚書を締結し、燃料電池の共同開発などを行うと発表した。環境に優しく「究極のクルマ」とも評される燃料電池車(FCV)だが、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッドカー(PHEV)の代わりとなるには、越えなければならない「難題」がある。一体その難題とは何だろうか。モータージャーナリストの御堀直嗣氏が解説する。
記事 IT戦略・IT投資・DX アマゾンに学ぶ「勝者の鉄則」、Uber・Airbnbも当てはまる…?成功企業の”ある共通点“ アマゾンに学ぶ「勝者の鉄則」、Uber・Airbnbも当てはまる…?成功企業の”ある共通点“ 2024/09/25 戦後の高度経済成長を通じて日本経済の発展をけん引してきた製造業が、その競争力を失いつつある。背景には国際競争の激化、サプライチェーンのリスクなど複合的な要因があるが、やはり大きいのはデジタル化の遅れの影響だろう。現代の市場で圧倒的な競争優位を確立するには、デジタルの活用、すなわち製品やサービス、ビジネスモデルを変革するDXが不可欠だが、日本企業とりわけ製造業では、これが進んでいない。本記事では、製造業DXの進展を阻む壁を乗り越え、成功を手にするために必要な戦略・戦術を解説する。
記事 生産・製造管理 iPhone16で方針転換、アップルが生産拠点を「インド→中国回帰」させた根深すぎる理由 iPhone16で方針転換、アップルが生産拠点を「インド→中国回帰」させた根深すぎる理由 2024/09/25 8 9月10日にアップルが発表した「iPhone 16」シリーズ。今回から搭載したAI機能が目玉であるが、実は生産拠点もこれまでと異なる。アップルは近年、さまざまな理由から「脱中国」とともに「インド進出」を図ってきた。だが、今回の16シリーズでは生産拠点の「中国回帰」をしている。その背景には、iPhone 15での「悪夢」と言える失敗があった。なぜ、アップルはここにきて「脱中国」を後退させたのか、新しく描く生産網とその課題とは何か。
記事 物流管理・在庫管理・SCM 「UDトラックス」の本質を突いた「物流DX」、AI活用術・DXロードマップも大公開 「UDトラックス」の本質を突いた「物流DX」、AI活用術・DXロードマップも大公開 2024/09/24 「UDトラックス」の本質を突いた「物流DX」、AI活用術・DXロードマップも大公開 著しく変化する市場において、持続的な成長を目指すうえで欠かせないDX(デジタルトランスフォーメーション)。しかし、DXを進めること自体が目的と化してしまっている企業は少なくない。今回は、日本有数のグローバルトラックメーカーである「UDトラックス」のDXの取り組みから学ぶ。「DXは道のりであり、それ自体が目的ではない」と語る、同社デジタルソリューション・IT部門 シニアバイスプレジデント 何 慶輝(カ ケイキ)氏が同社のDXの考え方から施策の詳細までを明かす。
記事 ロボティクス 始まった「歩道」争奪戦、Uberら「自動配送ロボ」で国交省が“仕様変更”のワケ 始まった「歩道」争奪戦、Uberら「自動配送ロボ」で国交省が“仕様変更”のワケ 2024/09/24 歩道で食事宅配サービス「Uber Eats(ウーバーイーツ)」の自動配送ロボットが宅配をしているのを見たことがあるだろうか?実は、すでに今年3月から日本の一部エリアで始まっている取り組みだ。このような自動配送ロボットの普及を受けて、国土交通省(国交省)が7月末に実施したのが「歩行空間ネットワークデータ整備仕様」の改定だ。今後、歩道は人間とロボットが共有しあうのか、あるいは空間を奪い合う争奪戦となるのか。
記事 エネルギー・電力 永久磁石とは何か?本当に寿命はないのか?EVやHVなどの活用事例も解説 永久磁石とは何か?本当に寿命はないのか?EVやHVなどの活用事例も解説 2024/09/23 永久磁石とは、一度磁化されると磁力を長時間保持できる磁石を指す。電源がなくても使用できる点や、磁気の安定性が高い点などがメリットだ。電気自動車(EV)やハイブリッド車(HV)、家電製品のほか、医療機器や発電機などの幅広い領域で使用されている。電化・デジタル化の進展による半導体や蓄電池の需要拡大に伴い、さらなる市場の拡大が予測される。ここでは永久磁石の仕組みをわかりやすく解説するとともに、既存の磁石との違いや活用のメリット・デメリット、市場動向や今後の展望などについて解説する。
記事 購買・調達 なぜ「ミスミ製造業DX」は内閣総理大臣賞に選出? “調達デジタル化”が生産性を爆上げするワケ なぜ「ミスミ製造業DX」は内閣総理大臣賞に選出? “調達デジタル化”が生産性を爆上げするワケ 2024/09/20 なぜ「ミスミ製造業DX」は内閣総理大臣賞に選出? “調達デジタル化”が生産性を爆上げするワケ 日本の製造業は「人手不足」「自動化の遅れ」「技術継承問題」など、多くの課題を多く抱えている。ミスミは製造業の社会インフラとして課題解決のイノベーションを創出し、製造業DXの成功事例として注目を浴びている企業の1つだ。ミスミグループ本社の常務執行役員で、ID企業体社長の吉田 光伸氏が、新たな価値創造におけるプロセス、発想の転換やオープンイノベーションの手法、未来の製造業の姿について解説する。
記事 ロボティクス BMW・メルセデス・テスラが工場に「人型ロボット」導入のワケ、「人はもう不要」に BMW・メルセデス・テスラが工場に「人型ロボット」導入のワケ、「人はもう不要」に 2024/09/20 2 著しい進化を見せる大規模言語モデル(LLM)がロボットに応用され、これまでにない事例を生み出している。いま一番のテクノロジーのテストベッドとなっているのが自動車産業だ。BMWとメルセデス・ベンツは、米国のロボット企業「Figure」と提携し、人型ロボットを工場に導入、その可能性を模索している。テスラも2025年には、1000台以上の人型ロボットを工場に導入する計画という。自動車メーカーによる人型ロボット活用の最前線を探ってみたい。
記事 IoT・M2M・コネクティブ 工場経営の「利益率」を激変させる3ステップ、「初級~上級者別」やることリスト解説 工場経営の「利益率」を激変させる3ステップ、「初級~上級者別」やることリスト解説 2024/09/19 現在、製造業では「ITとOTの融合」が生む変革に注目が集まっている。ITは情報処理や通信を担当し、OTは物理的な機械や制御を管理する。これらを統合することで、製造現場のデータの活用を進め、効率化や利益向上が期待できるのだ。しかし、ITとOTの融合にあらゆるハードルを越える必要がある。本記事では、ITとOTの融合を実現する“3つのステップ”を解説する。
記事 運輸業・郵便業 東京メトロの上場で注目される「鉄道一筋」経営、JRや東急のビジネスモデルと徹底比較 東京メトロの上場で注目される「鉄道一筋」経営、JRや東急のビジネスモデルと徹底比較 2024/09/19 東京メトロが2024年10月下旬に上場すると報じられている。同社は2004年に民営化され、現在は非上場企業だが、以前から上場計画が進められており、今回その流れに沿って上場することになるという。上場にあたり注目すべき点は、東京メトロのビジネスモデルだろう。多くの鉄道会社は運輸業(バスや陸運事業も含む)に加え、多角的な事業展開を通じて収益を上げているが、同社は鉄道事業を主軸としている点で、鉄道会社としては珍しい特徴を持っている。今回は、JR東日本や東急との比較を通じて、東京メトロの独自のビジネスモデルについて解説する。
記事 購買・調達 【完全解説】製造業が抱える「部品調達」の問題点、現場担当者のリアルな悩みとは 【完全解説】製造業が抱える「部品調達」の問題点、現場担当者のリアルな悩みとは 2024/09/18 2 私たちの目に普段触れることのない「製造業の裏方の裏方」の世界で今、異変が起きていることをご存知でしょうか。スマートフォンや自動車など身近な製品ができるまでの最初の工程。いわばものづくりの最深部で、欲しい機械部品が欲しいときに調達できない危機に直面しています。なぜこのような事態になっているのか。部品の調達・販売に長年携わる筆者が、岐路に立つ調達現場のリアルに迫ります。
記事 経費精算・原価管理 「進まなすぎ」な製造業の経理DX、デジタル化実現「3つのポイント」とは 「進まなすぎ」な製造業の経理DX、デジタル化実現「3つのポイント」とは 2024/09/13 企業にとって喫緊の課題であるDXの推進だが、製造業では、取り組みに遅れが出ていることが知られている。DX推進において欠かすことができない経理業務のデジタル化について、製造業の企業が「抱えがち」な課題やそれを解決するために有効な手法について、具体的な事例も紹介しながら解説する。
記事 自動車・モビリティ ホンダ・日産も抜いた「BYD」が…もうすぐ息切れの理由、現地視察で見えた“現実” ホンダ・日産も抜いた「BYD」が…もうすぐ息切れの理由、現地視察で見えた“現実” 2024/09/13 5 2024年4~6月の世界新車販売において中国BYDが約98万台(前年比プラス40%)を達成し、約92万台のホンダ、約79万台の日産を抜き、世界7位になったと日本経済新聞が発表しました。BYDはホンダや日産、スズキといった日系ブランドを抜いただけでなく、「米ビッグ3の一角でもあるフォード(約114万台)の背中も捉えており、さらに業界の序列を崩す可能性が高い」とも言います。BYDの勢いは本物なのでしょうか。BYDの今後の成長を占うポイントを解説します。
記事 ロボティクス 生成AIの次の舞台「SDR」とは? テスラ・ベンツ・BMWも「人型ロボット」に夢中な理由 生成AIの次の舞台「SDR」とは? テスラ・ベンツ・BMWも「人型ロボット」に夢中な理由 2024/09/12 2 SDR(Software Defined Robot:ソフトウェア定義ロボット)という言葉をご存じだろうか。6月に開催され、エヌビディアをはじめとするAI関連企業が一同に会した「COMPUTEX TAIPEI」では、AIの次の活用例として多くの専門家が「SDR」を挙げた。テスラが進める人型ロボット「Tesla Bot」はその一例と言えるが、こうした人型ロボットになぜ自動車業界が取り組むのか。SDRが注目される理由に迫る。
記事 エッジコンピューティング 複雑すぎる「エッジIoT」導入をシンプルにする現実解、ポイントは「○○」別に考える 複雑すぎる「エッジIoT」導入をシンプルにする現実解、ポイントは「○○」別に考える 2024/09/10 輝かしい成果とともにエッジコンピューティングの導入事例が紹介されることが増えているが、そう簡単にはいかないのが現実だ。導入と運用には多くの課題が伴う。エッジコンピューティングやエッジAIを含む、実は“泥臭い”エッジIoTの世界をどのように乗り越えていくか、その現実解について解説する。
記事 物流管理・在庫管理・SCM トヨタやWindowsなど頻発する「システム障害」、知らなきゃマズイ「3種のリスク」とは トヨタやWindowsなど頻発する「システム障害」、知らなきゃマズイ「3種のリスク」とは 2024/09/10 1 自社の顧客やサプライヤー、物流会社といったサプライチェーンパートナーがグローバルに広がる中、互いにシステムを連携させて情報のやり取りを効率化させる企業が増えています。その一方、システム障害やサイバー攻撃が起きた際には被害が甚大化しやすいといった副作用をもたらしています。最近では、米クラウドストライクのセキュリティソフトの不具合によるWindowsの大規模障害が記憶に新しいでしょう。こうした事態は次にいつ自社で起きてもおかしくありません。これらの備えとして、企業はサプライチェーン全体でリスク管理を行う必要があります。そこで今回はこの「デジタルサプライチェーン」における3種類のリスクと管理手法について解説します。
記事 スマートファクトリー・次世代工場 愛知県発・旭鉄工の「有料の工場見学」に人が殺到する理由、凄すぎる“手作りの改革” 愛知県発・旭鉄工の「有料の工場見学」に人が殺到する理由、凄すぎる“手作りの改革” 2024/09/09 1 愛知県碧南市に本社を置く自動車部品メーカー「旭鉄工」は、売上169億円(2023年度)、従業員400人強(2024年5月時点)の規模を誇る業界でも知られたDX先進工場です。実際に、全社員が一丸となったDXにより、年間10億円以上の利益アップを実現しています。同社はどのような領域に改革のメスを入れ、どのような成果を得たのでしょうか。売上に直結する改革の進め方について、同社 代表取締役社長 木村哲也氏に詳しく聞きました。
記事 ロボティクス 現場は阿鼻叫喚「物流の2024年問題」、AIやロボットの導入が喫緊の課題であるワケ 現場は阿鼻叫喚「物流の2024年問題」、AIやロボットの導入が喫緊の課題であるワケ 2024/09/06 日本の製造・物流業界は、深刻な人手不足という課題に直面している。2030年には約644万人の労働力不足が予測され、特にサービス業や医療・福祉分野での人材確保が困難になると見込まれている。この危機的状況を打開するため、多くの企業がデジタルトランスフォーメーション(DX)やロボット導入による生産性向上に注目している。今回は企業が競争力を維持し、生産性を向上させるために導入すべき、新たなテクノロジーや環境づくりについて解説する。