記事 経営戦略 「ムーンショット目標」とは? 内閣府が “AIロボットとの共存”を本気で議論するワケ 「ムーンショット目標」とは? 内閣府が “AIロボットとの共存”を本気で議論するワケ 2020/03/11 超高齢化社会や地球温暖化問題など重要な社会課題に直面する日本。こうした課題に対し、人々を魅了する野心的な目標(ムーンショット目標)を国が設定している。2050年まで人が「身体」「脳」「空間」「時間」の制約から解放された社会を実現を目指しているが、本稿ではその概要の一端を紹介しよう。
記事 ペーパーレス化 「紙よさらば」 古めかしい経費精算を捨てクラウドでいつでもどこでも「安く、ラクに、透明に」 「紙よさらば」 古めかしい経費精算を捨てクラウドでいつでもどこでも「安く、ラクに、透明に」 2020/03/11 働き方改革は企業のさまざまな業務に関わる。そのため、「どこから手を付けていいかわからない」と悩むケースもよく聞かれる。そこで推奨したいのが、“出張・経費精算業務のデジタル化”だ。すべての社員の業務に関わることでもあり、税制もこうしたペーパレス化、デジタル化を後押しするため急ピッチで改正が進んでいる。また、昨今の事業継続性の観点からも、テレワーク導入を検討する企業が増加。紙に頼る業務は対応が難しいことが浮き彫りになっている。では、具体的にどう改革していけばよいのか。その道筋を整理する。
記事 その他 コロナが終息しても市場は元に戻らない?「世界経済の逆回転」が始まるのか コロナが終息しても市場は元に戻らない?「世界経済の逆回転」が始まるのか 2020/03/11 新型コロナウイルスの感染拡大による金融市場の混乱が続いている。感染症が拡大すると世界経済に影響が及ぶので、市場がある程度、動揺するのは予想されていたことではある。しかしながら、今回は、米国の景気後退が取り沙汰されるタイミングであったことから、一部の市場関係者はコロナウイルスによるショックが、リセッション入りのきっかけとなることを危惧している。
記事 ロボティクス 飲食現場で進む自動化の行方、問われる「ロボットの使い方」 飲食現場で進む自動化の行方、問われる「ロボットの使い方」 2020/03/11 人手不足と人件費上昇、技術向上とロボットアーム価格の下落がマッチし始め、ゆっくりとしたペースだが、不可避かつ不可逆の流れとして労働集約な現場の自動化が進行中だ。多くの対象領域の1つが「食」の現場だ。食品工場やセントラルキッチンは言うに及ばず、外食店舗の店頭でも自動調理機器とロボットが使われる時代が到来しようとしている。2月12日から14日にかけて行われた「第54回スーパーマーケット・トレードショー2020」、そして2月16日から19日に行われた「国際ホテルレストランショー (HCJ2020)」の2件のレポートも兼ねて今回は調理ロボットの話をしておきたい。
記事 経営戦略 国際調査が示す、日本企業が「データ駆動型経営」で“後れを取る”ワケ 国際調査が示す、日本企業が「データ駆動型経営」で“後れを取る”ワケ 2020/03/11 日本企業のデータ活用が停滞している。データを経営資源として活用する企業が勝利する時代、つまりデジタル・トランスフォーメーション(DX)が企業の生命線になってきたのだ。この10年で時価総額トップ10が中国石油天然気やエクソン、ロイヤルダッチシエルなどの石油関連企業から、GAFAやマイクロソフト、テンセントなどデータを駆使するプラットフォーマに入れ替わったことに端的に現れている。本稿では米IBMが2019年11月に発表した「グローバル経営層スタディ調査」を基に、日本企業のデータ活用力を調べた日本IBMで事業戦略コンサルティングを担当する岡村周実氏に、日本企業におけるデータ活用の実態と課題、そしてその解決策を示してもらった。
記事 災害対策(DR)・事業継続(BCP) 新型肺炎にGAFAらはどう動いた?無料提供、社員への指示、イベント自粛など対応まとめ 新型肺炎にGAFAらはどう動いた?無料提供、社員への指示、イベント自粛など対応まとめ 2020/03/10 新型コロナウイルスによる肺炎が米国でも本格的な流行の兆しを見せる中、米経済のけん引役である米テック大手はこの非常事態への対応にテレワークのインフラ提供など社会の公器としてのリーダーシップを存分に発揮している。しかし同時に、テクノロジーが生み出したギグエコノミー労働者の保護が薄いとして、そうした形態の雇用を可能にした企業への批判も高まる。さらに、危機管理においてIT大手が政府の専権とされてきた分野での強い決定力と影響力を持つ現実も明らかになってきた。新型肺炎とテック大手の関係から日本のIT企業が学べる教訓を探る。(情報は米国時間3月8日現在)
記事 その他 コロナショックと日経平均株価2万円割れには、「鳥の目」で備えよ コロナショックと日経平均株価2万円割れには、「鳥の目」で備えよ 2020/03/10 筆者は現在、金融教育家として、お金に関する不安や資産運用に対する悩みを解決するべく活動しているが、2018年までは20年ほど証券会社でトレーダーとして金融取引の最前線で商品の売買に従事していた。金融業界の「中の人」として、いろいろな金融商品、さまざまな金融イベントを長年見てきた経験から、「コロナショックと日経平均株価2万円割れ」に対し、どのように考えるべきかを解説する。
記事 3Dプリンティング 3Dバイオプリンティングが実用化、皮膚に直接プリントする3Dプリンターは何ができる? 3Dバイオプリンティングが実用化、皮膚に直接プリントする3Dプリンターは何ができる? 2020/03/10 やけどその他で皮膚に損傷がある人に対し、片手で持てるデバイスで人工皮膚を直接プリントして治療するという方法が注目されている。デバイスそのものが開発されたのは2018年だが、2020年に入り真皮層まで達した深い損傷に対応する治験を豚で開始し、満足できる結果が出ているという。このような人工皮膚の開発は世界でも進んでいるほか、人間の臓器や体の一部をプリントするという試みも広がっている。
記事 政府・官公庁・学校教育 3.11被災地の人口減少は「想定以上」、外国人定住に期待も難局 3.11被災地の人口減少は「想定以上」、外国人定住に期待も難局 2020/03/10 死者約1万6000人を出した東日本大震災から11日で9年、岩手、宮城、福島3県の被災地の多くで人口減少が想定以上のペースで続いている。かさ上げした住宅街が整備されても、住民の帰還が進まず、広大な空き地が広がったまま。被災市町村は若者の移住促進、出生率の向上に望みを託すが、思うような成果を出せていない。国士舘大文学部の鈴木江理子教授(人口政策)は「被災地は人口減少に拍車がかかり、もはや国内からの社会増だけで地域を維持できる状況ではない。国境を越えた社会増に目を向けるべきではないか」と指摘する。
記事 リーダーシップ お風呂とルミナリエに奔走、ノーリツ創業者・太田敏郎が最後まで貫いた信念 お風呂とルミナリエに奔走、ノーリツ創業者・太田敏郎が最後まで貫いた信念 2020/03/09 1日の疲れを癒してくれるお風呂。心までも温めてくれるその魅力に惚れ、人々に届けるべく人生を捧げたのが、ノーリツの創業者・太田敏郎氏です。太田氏は神戸への愛が深いことでも知られています。神戸市で毎年行われる「神戸ルミナリエ」が始まったのは、阪神・淡路大震災が発生した1995年のことです。大きな被害を受けた神戸に「明かりを灯そう」と、先頭に立って資金集めなどに奔走したのが太田氏です。「ルミナリエおじさん」と呼ばれ愛された太田氏は、2020年1月、92歳の生涯を終えました。ノーリツを2,000億円企業へ導いた太田氏の波乱万丈の人生をたどります。
記事 その他 なぜGAFAは既存金融機関に「頼らざるを得ない」のか なぜGAFAは既存金融機関に「頼らざるを得ない」のか 2020/03/09 GAFA(グーグル、アマゾン、フェイスブック、アップル)に代表される巨大プラットフォーム企業が隆盛を誇る一方、既存の金融機関と手を組まざるを得ない領域も存在する。銀行がGAFAに勝っている部分とはどこか?新著『After GAFA 分散化する世界の未来地図(KADOKAWA刊)』を上梓した小林弘人氏が解説する。
記事 人材管理・育成・HRM 私がMBAへの留学をやめてまで「デザインスクール」を選んだワケ 私がMBAへの留学をやめてまで「デザインスクール」を選んだワケ 2020/03/09 かつてのビジネスパーソンは「正解」を導き出すことが求められた。しかし今や、あらゆる正解が出し尽くされている。自分が思いつくようなことは、とっくに他の誰かが思いついているのだ。そんな現代のビジネスパーソンにとって必要なのは、ロジックよりも「感性」や「デザイン」だ──そう語るのは、MBAへの留学をやめ、米国のデザインスクールに留学した経歴を持つ、ビジネスデザイナーの佐々木康裕氏。「アメリカでは、“論理思考”を持つMBA人材よりも、“感性思考”を持つMFA(美術学修士)人材のほうが価値が高まっています」と語る同氏に、なぜ今「デザイン」や「感性」が求められているのかを解説してもらった。
記事 ASM・CTEM・脆弱性診断・レッドチーム レッドチームとは何か? セキュリティ対策の「真の実力」を測定する方法 レッドチームとは何か? セキュリティ対策の「真の実力」を測定する方法 2020/03/08 高まるサイバー攻撃の脅威に対抗するため、企業はさまざまなセキュリティ対策を実施している。そうした中、「レッドチーム(演習)」というサービスが少しずつだが注目を集めつつある。現在は、大手金融をはじめとした重要インフラ企業を中心に注目されているが、今後は他の業界・企業・組織にも広がる可能性もある。レッドチームとはいったい何なのか。ここでは注目される背景やそのサービス内容、期待される効果を整理した。(監修:デロイト トーマツ リスクサービス 岩井博樹 氏)
記事 データ戦略 もはや「限界」のファイルサーバ、増え続けるデータの管理とリスクにどう対処すべき? もはや「限界」のファイルサーバ、増え続けるデータの管理とリスクにどう対処すべき? 2020/03/06 業務のデジタル化が加速する中で、企業内には多様なデータが蓄積・更新され、それに伴いファイルサーバ内のデータ量は増加の一途をたどっている。管理しなければならないデータが増え、IT担当の作業の負担とともに企業全体での情報を取り扱う際のリスクも高まっている。働き方改革が求められる中、従業員の労働生産性、業務効率を維持しながらファイルサーバをいかにうまく運用管理していくかは、IT担当のみならず、もはや組織全体で熟考すべき重要な問題である。
記事 セキュリティ総論 コロナウイルスがもしコンピューターウイルスだったら? 対策の意外な共通点 コロナウイルスがもしコンピューターウイルスだったら? 対策の意外な共通点 2020/03/06 新型コロナウイルス(COVID-19)は、国内における初動の失敗から、感染状況や経路の把握は不可能となり、感染クラスターの抑制と発症者対応に注力するしかできない状態だ。検疫や検査についての議論も収束していないが、このような状況をサイバーセキュリティに当てはめるとどうなるだろうか? リアルなウイルスとコンピューターウイルスでは、相当な違いがあるが、リスクマネジメントという面で共通する部分は多い。
記事 クラウド オラクルとNECが選んだ「クラウド化」、DXを成功に導く組織と戦略とは オラクルとNECが選んだ「クラウド化」、DXを成功に導く組織と戦略とは 2020/03/06 AIをはじめとする最新テクノロジーを活用し、新たなビジネスモデルを創造することで、社会や産業、生活を一変させるデジタルトランスフォーメーション(DX)が本格化している。そこで欠かせないのが「データ」だ。いかに効率的に社内外の大量のデータを収集、統合し、活用できるかがDXの成否を握る。では、それを支えるシステム、組織に求められる条件は何か。オラクルとNECの取り組みを紹介する。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 生産性は「落ちても仕方ない」のか? 働き方改革を成功させるITの使い方 生産性は「落ちても仕方ない」のか? 働き方改革を成功させるITの使い方 2020/03/06 2020年2月5日から3日間、ザ・プリンス パークタワー東京にて「実践ソリューションフェア2020 東京」が開催された。43回目を迎える今年のテーマは「ITで拓く、働き方改革。」。2019年からの働き方改革の流れを受け、2020年はその実現へ向けITで課題を解決していくフェーズだ。本イベントでは、残業抑制・テレワーク・業務効率化といった働き方改革を実現する多彩なソリューションや、AI・IoT・RPAなどの最新技術が展示されていた。中でもユニークなものをピックアップして紹介していこう。
記事 その他 金融機関のパンデミック対策とは? “コロナ”に振り回されないための具体案 金融機関のパンデミック対策とは? “コロナ”に振り回されないための具体案 2020/03/06 降ってわいた新型コロナウイルスによるパンデミック騒動であるが、かつて同様の災禍に見舞われたことがあった。2009年のH5N1型新型インフルエンザ騒ぎである。これを契機に我が国では新型インフルエンザ対策行動計画や基本的対処方針が打ち出され、金融機関でもパンデミック対策が急速に進展した。今回は、新型コロナウイルス流行への対処方針としてのこれらパンデミック対策について、我が国金融機関での実装事例などを解説し、実効性の高い対処のありかたを考えてみたい。
記事 経営戦略 日本ではイメージ良好のGAFA、なぜ世界中で嫌われているのか 日本ではイメージ良好のGAFA、なぜ世界中で嫌われているのか 2020/03/06 GAFA(グーグル、アマゾン、フェイスブック、アップル)に代表される巨大プラットフォーム企業が隆盛を誇るなか、世界中で「反GAFA」勢いを増している。新著『After GAFA 分散化する世界の未来地図(KADOKAWA刊)』を上梓した小林弘人氏が指摘する、日本ではイメージが良いGAFAがこれほどまでに嫌われている理由とは。
記事 情報共有 SlackとTeams、どちらが優れたツールか 米マーケットの評価は? SlackとTeams、どちらが優れたツールか 米マーケットの評価は? 2020/03/05 ほんの2年前、チームコラボレーションアプリ分野ではSlackのシェアや評判が圧倒的に強く、「マイクロソフトのTeamsは使い勝手がSlackに比べて悪く、ユーザー数も見劣りがする」などと言われていた。ところが、Teamsがユーザー数でSlackを追い抜いたことで、近い将来Slackを引き離すとの分析まで現れている。優良企業顧客を狙ってGAFAの一角であるグーグルも参戦するチームコラボアプリ戦国時代において、Teamsは本当にSlackを破れるか。在米ジャーナリストである筆者が、勝敗の鍵を握ると思われる3つの視点から探る。
記事 その他 落合孝文 弁護士に聞く、“Pay”関連の決済法制 改正内容とその影響 落合孝文 弁護士に聞く、“Pay”関連の決済法制 改正内容とその影響 2020/03/05 金融分野のテクノロジーの進展により、日本においても「○○Pay」といったフィンテックサービスに代表される、銀行以外の業者が行う決済・送金へのニーズが高まっている。そして、生活者の多様な金融ニーズにこたえられるサービスを生み出すため、現在、資金決済法下の決済法制に関する整備と再検討が行われている。その詳細と影響について、一般社団法人Fintech協会にて理事を務める落合 孝文弁護士に聞いた。
記事 グローバル・地政学・国際情勢 監査業務のデジタル化への取り組み、丸2日のExcel業務を半日にした以上の成果とは? 監査業務のデジタル化への取り組み、丸2日のExcel業務を半日にした以上の成果とは? 2020/03/05 今、多くの企業がデジタル化の波に直面し、ビジネスをどのように変革し、どのようなデータおよびデジタルツールを活用するかについて模索しているのではないだろうか。筆者が所属するPwCあらた有限責任監査法人(以下、PwCあらた)はデジタルトランスフォーメーション(DX)の取り組みとしてAIやデジタルツールの活用を前提とした業務変革、人材育成およびカルチャー醸成を行っている。ここではその取り組みの概要、同プロジェクトを進めるDX推進部門の現場メンバーからみた取り組みの成果および若手から挙がった生の声を紹介したい。
記事 政府・官公庁・学校教育 【新型コロナ】世界を襲う“共倒れ”の脅威、サプライチェーンの歯車が狂ったら…? 【新型コロナ】世界を襲う“共倒れ”の脅威、サプライチェーンの歯車が狂ったら…? 2020/03/04 新型コロナウイルスの感染が世界的に拡大しつつあることから、グローバルサプライチェーンへの影響が懸念され始めている。世界全体のサプライチェーンを考えた場合、中国、日本、東南アジアへの打撃が極めて大きい。長期的には日本企業の経営戦略そのものの見直しにもつながってくるだろう。
記事 営業戦略 「アプリのユーザー体験、どう設計してますか?」GANMA!、クラシル、patersに聞く 「アプリのユーザー体験、どう設計してますか?」GANMA!、クラシル、patersに聞く 2020/03/04 アプリケーションを通して価値を提供するスタートアップ企業にとって、新規ユーザーの獲得と既存ユーザーの定着は重要なテーマだ。ただし、その施策はサービスごとに異なり、“唯一解”は存在しない。マンガ配信サービス「GANMA!(ガンマ)」のコミックスマート、レシピ動画サービス「クラシル」のdely、マッチングアプリ「paters(ペイターズ)」のpaters──3社のキーパーソンが、新規ユーザーの獲得やユーザー体験(CX)や顧客生涯価値(LTV)を向上させるために実践していることを明かした。
記事 その他 資金調達冬の時代へ、金融機関はフィンテック企業を買収するようになるか? 資金調達冬の時代へ、金融機関はフィンテック企業を買収するようになるか? 2020/03/04 2020年1月、メルカリによるOrigamiの買収が発表された。多くの人が衝撃を受けたのは、その買収価格が1株当たり1円という備忘価格であったと報じられたことだろう。各種報道によると、Origamiは当初は新たに資金調達を目指していたが、希望は叶わず売却を選択せざるを得なかったという。フィンテック企業の資金調達は困難になっているのか、そしてフィンテック企業買収の機運は高まるのか考察してみたい。
記事 流通・小売業界 アマゾンも着手の「置き配」、ロボット配達員に可能性あり? アマゾンも着手の「置き配」、ロボット配達員に可能性あり? 2020/03/04 イエローのフレームに、半透明の殻をかぶった、曲線基調のボディー。このカタツムリのような、ユーモラスでかわいらしいロボットが、2020年1月30日、さがみロボット産業特区(神奈川県相模原市)で行われた『階段・段差を超えて荷物を運ぶ「ソフトロボット」実証実験』の主役である。配達員から荷物をあずかり、置き配をするロボット『Amoeba Go-1』。果たして、物流業界の人手不足解消や再配達削減に貢献する解決策となるのか──。
記事 データ戦略 「FPGA」をわかりやすく解説、CPUやASICとどう違うのか 「FPGA」をわかりやすく解説、CPUやASICとどう違うのか 2020/03/03 1 FPGAは、通信機器やデータセンター、産業機器から家電にまで搭載される集積回路(IC)の一種です。約40年前から存在する技術ですが、通信量の肥大化、ビッグデータの活用、AIの登場、さらにFPGA自体の性能向上に伴い需要が高まり近年市場が拡大しています。ほかの集積回路と比較しつつ、わかりやすく解説していきます。
記事 その他 金融機関の「RAF構築」へ、非財務リスクを定量化して把握する方法とは 金融機関の「RAF構築」へ、非財務リスクを定量化して把握する方法とは 2020/03/03 本連載第5回でも取り上げた、金融機関がコーポレートガバナンスを強化するための概念「リスクアペタイト・フレームワーク(RAF)」を取り上げる。最近、RAFにおける非財務リスクの定量的な捕捉についての金融機関から筆者への問い合わせが増えてきた。そこで本稿では、RAF構築に欠かせない視点である非財務リスクの取り扱いを簡便的に実施する手法について解説する。
記事 人材管理・育成・HRM シニア転職を成功させる7つのポイント、なぜ最終役職以外「書いてはいけない」のか シニア転職を成功させる7つのポイント、なぜ最終役職以外「書いてはいけない」のか 2020/03/03 シニアの転職は厳しいのが現実だ。ではその中で転職を成功に近づけるためにはどうすればよいのか。もちろん若い人材の転職とはポイントも異なる。シニアの転職を支援し続けてきた立場から、シニアが失敗しやすい点を踏まえ、7つの成功ポイントを厳選した。中高年必見の転職成功術を紹介しよう。
記事 政府・官公庁・学校教育 災害の度に議論「ペット同行避難」、国の呼びかけが自治体に届かないのはなぜ? 災害の度に議論「ペット同行避難」、国の呼びかけが自治体に届かないのはなぜ? 2020/03/02 ここ数年、全国で地震や水害など自然災害が頻発する中、地方自治体のペット避難対策が遅れている。環境省はペットといっしょに避難する「同行避難」を原則とするガイドラインを作成し、市区町村にペット受け入れの避難所運営マニュアルを作成するよう呼びかけているが、反応は鈍い。九州保健福祉大社会福祉学部の加藤謙介准教授(社会心理学)は「1995年の阪神・淡路大震災以降、ペットの避難をめぐってさまざまな問題が指摘されてきたが、各自治体で十分な対策が講じられているとはいい難い。行政と市民がより連携して災害への備えを進める必要がある」と指摘する。