記事 製造業セキュリティ IT優秀賞を受賞…NEC「独自セキュリティツール」の凄い実力、なぜ意識改革にも効く? IT優秀賞を受賞…NEC「独自セキュリティツール」の凄い実力、なぜ意識改革にも効く? 2025/02/05 企業情報化協会(通称、IT協会)は、毎年、IT を活用した経営革新に顕著な努力を払い、優れた成果を上げた企業を表彰している。NECグループは、セキュリティ対策における取り組みの実績が高く評価され、2023年度に「IT優秀賞」を受賞した。同社のセキュリティ対策の何が優れているのか。NECグループのセキュリティ対策の全体像について、日本電気CISO統括オフィス統括部長の田上岳夫氏と、NECプラットフォームズのセキュリティ・IT統括部統括部長の澤田利幸氏が解説する。
記事 農業・漁業・林業・畜産業 2025年もコメ不足?消えた60億杯、備蓄米放出で露呈した「コメ業界の危機」 2025年もコメ不足?消えた60億杯、備蓄米放出で露呈した「コメ業界の危機」 2025/02/05 32 昨夏の“令和の米騒動”に端を発する米価の高騰が年明け以降も続いてきた。そんなコメのバブルに冷や水を浴びせたのが、江藤 拓農水大臣による備蓄米の放出の示唆だった。備蓄米はこれまで凶作といった条件を満たさないと出せなかったが、より柔軟にすることで、JA全農、JA経済連、全集連といった集荷団体に売り渡すと見られる。この決定にお墨付きを与える会議が1月31日に開かれた。しかしその場で大量のコメが所在不明であることが明らかになり、コメ業界の課題があらわになった──。
記事 AI・生成AI AIモデル「多すぎ」問題を解決? アクセンチュアも投資「モデルルーティング」とは AIモデル「多すぎ」問題を解決? アクセンチュアも投資「モデルルーティング」とは 2025/02/04 19 AIの勢いがとどまるところを知らない現在。2025年1月時点でHuggingFaceに登録されているAIモデル(LLMを含む)は130万を超えた。GPT-4のような基盤モデルですら、GPT-4o、GPT-4o mini、o1、o1 mini、Claude3.5 Sonnet、Claude3 Opus、Claude3 haiku、グーグルGeminiなど数え切れないほど増加している状況だ。こうした中で注目を集めているのが、動的に最適モデルを選択する「モデルルーティング技術」あるいはそれを実現する「モデルルーター」である。モデルルーティング技術の具体的な特徴や同技術を手掛けるスタートアップの動向を解説するとともに、無料で誰でも行えるモデルルーティングの実装手法も解説する。
記事 AI・生成AI 「実用の壁」を乗り越える、生成AI時代における資生堂のAI活用戦略とは 「実用の壁」を乗り越える、生成AI時代における資生堂のAI活用戦略とは 2025/02/04 「実用の壁」を乗り越える、生成AI時代における資生堂のAI活用戦略とは 生成AIに代表される先進的なデジタル技術が進展したことで、エンジニアリング領域はもちろん、セールスやマーケティング、アフターサービス領域などでも大きな転換期を迎えている。その中で、まさにこれら各種領域において生成AIの先進的な活用に挑んでいるのが資生堂だ。同社のデジタル化を支える資生堂インタラクティブビューティー社の実践的な取り組みから、生成AIが当たり前となった時代における企業のAI活用戦略を探る。
記事 人材管理・育成・HRM 東京エレクトロンではなぜ「優秀人材が育つ」?世界を勝ち抜く「人材戦略」の秘密 東京エレクトロンではなぜ「優秀人材が育つ」?世界を勝ち抜く「人材戦略」の秘密 2025/02/04 東京エレクトロンではなぜ「優秀人材が育つ」?世界を勝ち抜く「人材戦略」の秘密 半導体製造装置業界で世界トップクラスを誇る東京エレクトロン。その競争力の源泉は、最先端技術だけでなく、社員1人ひとりのキャリア形成とスキル向上を支援する独自の取り組みにある。たとえば、社員が自発的に学び、成長するための「仕事図鑑」や生成AIを活用した「教えてAI!」など。これらは、どのようにして社員の成長を加速させているのか。人材育成の課題を克服し、グローバル競争を勝ち抜くための戦略について、人事部 人材開発グループの持田 裕貴氏が解説した。
記事 セキュリティ総論 兵庫県立大 田中教授が「犯罪向けAI大全」解説、怖すぎる…WormGPT、FraudGPTとは? 兵庫県立大 田中教授が「犯罪向けAI大全」解説、怖すぎる…WormGPT、FraudGPTとは? 2025/02/04 近年、セキュリティの世界において「AI」が1つの重要テーマとなっている。企業を狙う攻撃者はAIを武器に攻撃の自動化を進めたり、攻撃パターンの最適化を進める一方、そうした攻撃から企業を守るセキュリティツールなどにも続々とAIが組み込まれるようになってきている。今後、私たちはAIによって複雑化していくセキュリティの世界をどう乗り切れば良いのだろうか。サイバーセキュリティの専門家である兵庫県立大学 教授の田中俊昭氏が、AIが防御側・攻撃側にどのように使われているのかを整理しつつ、そこから見えてくる対策のポイントを解説する。
記事 地銀 静岡銀・西日本シティ銀は成功者?地銀の「資産運用ビジネス」から見える勝ち組の条件 静岡銀・西日本シティ銀は成功者?地銀の「資産運用ビジネス」から見える勝ち組の条件 2025/02/04 29 最近の物価高に加えて、公的年金の事実上の崩壊などもあり、現在、老若男女問わず、個人の資産運用への関心が急速に高まっている。こうした状況は、投資信託など金融商品の販売による非金利収入増加が見込めることから、地方銀行にとっても大きなビジネスチャンスと言える。ネット銀行・証券など競合ひしめくこの市場で、地銀はこの好機を掴むことができるのか。本記事では、現在、地銀各社がどのような「資産運用ビジネス」を展開しているのかを紹介しつつ、地銀の資産運用ビジネスの勝ち筋を解説する。
記事 物流管理・在庫管理・SCM 運送業の営業損益率0%…でも三重県の社長が「儲かる」と断言、営業・人材戦略の秘密 運送業の営業損益率0%…でも三重県の社長が「儲かる」と断言、営業・人材戦略の秘密 2025/02/04 12 運送ビジネスの平均営業損益率は0%──そう聞くと運送会社は儲からないと思う人が多いだろう。だが、カワキタエクスプレス(三重県亀山市) 代表取締役社長の川北 辰実氏はこう断言する。「運送会社は儲かる」。同氏はドライバーの大量離職など多くの挫折を経験しながら、独自の経営哲学を磨き上げてきた。そんな川北氏いわく、利益を出すには2つの秘訣があると明かす。独自路線を走るカワキタエクスプレスの戦略とともに、経営を支える優秀人材が集まる理由について話を聞いた。
記事 標的型攻撃・ランサムウェア対策 ランサムウェア「身代金要求」に焦らないガートナー流対策、重視すべき「3つの領域」 ランサムウェア「身代金要求」に焦らないガートナー流対策、重視すべき「3つの領域」 2025/02/03 9 依然として猛威を振るうサイバー攻撃の中でも、ランサムウェアの被害が深刻だ。2024年にもKADOKAWAや東京海上日動保険などで甚大な被害が発生したことは記憶に新しいが、被害に遭った際に、どのような対応を選択すればよいのかは、企業として難しい判断になる。企業がランサムウェアによる身代金要求を受けた際に考慮すべきテクノロジーや日頃行っておくべき備えについて、ガートナーのクリス・シルバ氏が解説する。
記事 株式・債券市場・資金調達 目の前にチャンスがあるのに…!成長期の企業が絶対覚えておくべき「最速資金調達術」 目の前にチャンスがあるのに…!成長期の企業が絶対覚えておくべき「最速資金調達術」 2025/02/03 「百貨店への出店が決まったが資金が不足して準備ができない」「広告費を投入すればさらに売上が増加するのに資金がない」──目の前にチャンスが転がっているのに、資金不足でモノにできないという“歯がゆい”思いをした企業経営者は少なくないだろう。こんなとき、どうやって必要な資金を調達したら良いのだろうか。成長期の企業が選択肢として持っておくべき、最新の資金調達方法について解説する。
記事 自動車・モビリティ システム・オン・チップ(SoC)とは?自動車の開発競争左右する「重要な半導体」解説 システム・オン・チップ(SoC)とは?自動車の開発競争左右する「重要な半導体」解説 2025/02/03 15 昨今、ソフトウェアが製品の進化をけん引する新しい概念の自動車「ソフトウェア・デファインド・ビークル(SDV:Software Defined Vehicle)」をはじめ、ソフトウェア・デファインド化の動きが、さまざまな産業の新たな発展の方向を示すキーワードとしてクローズアップされてきています。こうした流れの中で、半導体が自動車をはじめとしたモノづくりの競争力の鍵を握ると言われており、高性能デジタル半導体「SoC(システム・オン・チップ)」に対する注目が集まっています。今回はこのSoCを取り上げます。
記事 業務効率化 若手からのタイパ提案が「ただの手抜き…」、でも会社にとって「大チャンス」のワケ 若手からのタイパ提案が「ただの手抜き…」、でも会社にとって「大チャンス」のワケ 2025/02/03 17 最近の若い人たち、特にZ世代は「コスパ」や「タイパ」を重視すると言われています。そのため、“業務の効率化”と称して仕事を簡略化しようとする傾向が見られますが、実際には“手抜き”にしか思えないものも少なくありません。ただ上司や先輩がそのまま口に出して指摘すれば、冷たくきつい言い方となり、若手のモチベーション低下や信頼関係の崩壊につながってしまうことが考えられます。では、どのようにするのが最適なのでしょうか。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 「緊張したとき、お腹に不安感を覚える」の真実とは? 腸が人に与える驚異的な影響 「緊張したとき、お腹に不安感を覚える」の真実とは? 腸が人に与える驚異的な影響 2025/02/02 10 急な腹痛──ビジネスパーソンなら誰しも経験したことがあるのではないだろうか。腸と脳、体内でかなり離れたところに位置する2つの臓器には、強いつながりがあるという。近年、腸内環境が精神状態やメンタルヘルスに関与することが解明され、不安症や消化器疾患との関連も示唆されているが、腸が人に及ぼす影響とはどれほどなのか。『最新科学が証明! 人気精神科医が教える メンタルを強くする最強の食事術』を上梓した、ハーバードの人気精神科医であり、栄養士、調理師でもあるウーマ・ナイド氏の著書より解説する。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 「マルチタスクできる自分、かっこいい」の罠、やめるために捨てる「3つの過多」とは 「マルチタスクできる自分、かっこいい」の罠、やめるために捨てる「3つの過多」とは 2025/02/01 11 忙しい現代社会、マルチタスクを求められるシーンも多いが、実は効率を上げるどころか、脳や心身に多大な負担をかけている可能性があるという。多くの科学者たちから集中力や判断力、記憶力の低下、精神疾患リスクの増大などが指摘されているのだ。そんなマルチタスクをやめるには、どうすればいいのか。『自分を変える無意識の魔力』を上梓した、プロマジシャンでアーティストのBAZZI氏は、現代人が抱える3つの“過多”を解消すべきと唱えている。
記事 AI・生成AI DeepSeekが「引き金引いた」AIバブル崩壊…エヌビディアなどではない「生き残る2社」 DeepSeekが「引き金引いた」AIバブル崩壊…エヌビディアなどではない「生き残る2社」 2025/01/31 19 ソフトバンクらによる5,000億ドルのAI開発投資計画などでまさに「AIバブル」の真っただ中にあると思った矢先、中国製の生成AI「DeepSeek-R1」の登場でAI市場が一気に揺れた。米国の有力投資家や研究者の間でも、「AIバブルの崩壊」という見解が増加。AIバブルがはじけることで、エヌビディアやマイクロソフト、あるいはソフトバンクといったAIインフラを運用・投資する企業が「損失を被る敗者」になると指摘されている。ではバブル崩壊後に生き残る「勝者」とはどのような企業なのか。
記事 セキュリティ総論 明日は我が身の「トヨタ国内全工場停止」、狙われ続ける中小企業の「危機的状況」 明日は我が身の「トヨタ国内全工場停止」、狙われ続ける中小企業の「危機的状況」 2025/01/31 サイバー攻撃者にとって、サブライチェーンにつらなるセキュリティ対策が不十分な中小企業は、格好の標的だ。現実にランサムウェアの攻撃を受けて、取引先の大手企業にまで被害が拡大するケースが後を絶たない。2022年2月には、小島プレス工業へのランサムウェア攻撃により、トヨタ自動車の国内全工場が一時停止した事件が起こった。一方で、大手企業と同レベルの対策ができないのも中小企業の現実だ。本稿では、中小企業が直面しているセキュリティ対策のリアルな実態と課題を整理し、解決の糸口を探る。
記事 AI・生成AI 66%が人員削減を予想? 500名の調査から見えてきた中小企業が抱えるAIへの期待と不安 66%が人員削減を予想? 500名の調査から見えてきた中小企業が抱えるAIへの期待と不安 2025/01/31 生成AIを初めとするAIは、企業の成長に不可欠なテクノロジーとなった。ただし、大手企業と中小企業では、その取り組み方は異なる。ここでは、中小企業にターゲットを絞り、現在、AI/生成AIをどのように導入・活用しているか、リスクをどうとらえて対処しようしているかを整理し、中小企業に最適なAI/生成AI活用の道筋を考える。
記事 スマートフォン・携帯電話 「限界情シス」をさらに追い込むスマホ管理、セキュリティ対策もずさんに… 「限界情シス」をさらに追い込むスマホ管理、セキュリティ対策もずさんに… 2025/01/31 デジタル化の推進で、総務・情報システム部門の負担は増すばかりだ。特に業務用スマートフォンの管理に関わる負担は大きく、その苦労の割に、現場でのスマートフォン活用は極めて限定的、という企業も多い。現場の負担を軽減し、業務プロセスを効率化するためには、運用管理やコスト面の最適化に加え、従業員が使いやすい仕組みを整える必要がある。そこで本記事では、業務用スマートフォンの管理・活用における課題解決を探る。
記事 PC・ノートPC Windows 10サポート終了が情シスを「苦しめる」前に、知っておきたい端末管理の秘策 Windows 10サポート終了が情シスを「苦しめる」前に、知っておきたい端末管理の秘策 2025/01/31 人手不足が深刻化する今、ITリテラシーの高くない従業員が情報システム部(情シス)を兼任し、PC等の端末の調達や管理、運用を担っている企業も少なくない。デジタル化の波はその重荷をさらに増し、加えてWindows 10のサポート終了が2025年の10月に迫る中、より大きな負担が情シスにのしかかると予測される。本稿では、こうした業務端末の導入や管理で情シスを苦しめる前に、とるべき最適な手段について解説する。
記事 地方自治体・地方創生・地域経済 羽田に勝てない「成田空港」、返り咲ける?「改造計画」の中身 羽田に勝てない「成田空港」、返り咲ける?「改造計画」の中身 2025/01/31 22 日本の「空の玄関口」、成田空港。世界的な航空需要が増大し、アジア各国の主要空港間での競争が激しさを増していく中、利便性などの観点で羽田空港に押され、ひところよりも影が薄くなっているのでは……と心配する声もあります。しかし、最近ではインバウンド需要の急増という追い風を受け、ヒト、モノの輸送機能の強化に向けた検討が進められています。「世界のハブ空港」を目指す成田空港はどう変わっていくのでしょうか。新駅の設置計画を含め、現状と展望を解説します。
記事 AI・生成AI アクセンチュアが説く「生成AI時代の産業変革」、段階別“4つの提供価値”とは? アクセンチュアが説く「生成AI時代の産業変革」、段階別“4つの提供価値”とは? 2025/01/31 19 生成AIは今後、社会やビジネスに組み込まれ、企業は大きな変革を迫られることになりそうだ。新連載ではアクセンチュアのコンサルタントがこうした生成AIによる変革の要点を読み解いていく。第1回目は、生成AIの本質的な価値に立ち返る。次回以降に続く各領域の論考の枠組みにもなっているので、後続の論考も本稿を念頭に置きながら読んでいただきたい。
記事 流通・小売業界 「クスリのアオキ」ら“業態”が圧勝する理由、値上げ時代で儲かるビジネスの定番とは 「クスリのアオキ」ら“業態”が圧勝する理由、値上げ時代で儲かるビジネスの定番とは 2025/01/30 13 最近、食品スーパーに並ぶ商品を見て物価高騰を感じるようになった人も多いはずだ。実際に、2023~2024年の期間で値上がりした食品は4万点を越える。物価高騰に加え、人件費の高騰などもあり、直近の食品スーパー各社の収益は悪化してきている。このように食品スーパーの経営にとって厳しい状況が続く中でも、消費者に選ばれ業績好調の企業がある。今回は、消費が冷え込む時代でも儲かる、あるビジネスモデルについて解説したい。
記事 建設・土木・建築 なぜ建設業は賃金が超安いのか? 全産業比「15%安」で深刻化「業界離れ」の打開策 なぜ建設業は賃金が超安いのか? 全産業比「15%安」で深刻化「業界離れ」の打開策 2025/01/30 28 建設業界でよく話題に上がることとして、適切な賃金・報酬が下請け業者の従業員や1人親方にまで行き渡っていない、ということが挙げられます。事実、建設業は全産業に比べ15%も賃金が安く、就業者数も20年間で22%減(2022年時点で479万人)と建設業界離れが深刻化しています。この状況を打破するため、建設業法の改正など各種取り組みが進められていますが、実際のところどのような取り組みが行われているのでしょうか?
記事 決済・キャッシュレス JR西日本“全部のせ”決済「Wesmo!」3つの狙い、その課題と勝算とは? JR西日本“全部のせ”決済「Wesmo!」3つの狙い、その課題と勝算とは? 2025/01/30 13 JR西日本が2025年度第1四半期中に開始する、新たなキャッシュレス決済・ウォレットサービス「Wesmo!(ウェスモ!)」。現在の発表内容をみると、さまざまな決済機能を盛り込んだ「意欲作」であることがわかる。新しい決済手段の導入が、鉄道各社による金融業務参入の動きのなかでどのように位置づけられるか考えてみたい。
記事 金融政策・インフレ 盛り上がるAI投資に「過剰な期待」は禁物なワケ、教訓とするべき米国の「あの不況」 篠﨑教授のインフォメーション・エコノミー(第178回) 盛り上がるAI投資に「過剰な期待」は禁物なワケ、教訓とするべき米国の「あの不況」 篠﨑教授のインフォメーション・エコノミー(第178回) 2025/01/30 10 2025年もインフォメーション・エコノミーではAIが主役となりそうだ。DeepSeekショックに揺れる株式市場でもAIに関連した半導体企業などに関心が集まっている。株価は将来のキャッシュフローに対する期待で形成されがちだ。だが、将来は常に不確実であり、時として見込み違いに終わることもある。注意が必要なのは、市場参加者が不確実な将来収益を確実なものと思い込み、短期的に過剰な期待を膨らませてしまうことだ。四半世紀前の「日米同時ITブームとIT不況」の一因もそこにあった。当時何が起きていたのか、今回はそのメカニズムを跡付けてみよう。
記事 Office、文書管理・検索 「SharePointエージェント」で業務を刷新、メリットを活かす3つのコツ 「SharePointエージェント」で業務を刷新、メリットを活かす3つのコツ 2025/01/29 40 Microsoft 365の中でも、社内業務に必要な情報が多く保管されているのがSharePointです。SharePointに保管された情報をさらに有効活用できれば、業務の効率や質が向上すると考える人は少なくありません。しかし、その活用は簡単ではなく、多くのユーザーがこれまでも頭を悩ませてきたものです。そこに新たに登場したSharePointのエージェントは、こうした活用の課題解決に大きく寄与できる可能性があります。エージェントを利用することで、これまで見つけることができなかった役立つ情報を探しやすくなったり、人に聞かなければ分からなかったこともエージェントが教えてくれたりするようになるかもしれません。そこで今回は、SharePointのエージェントの特徴や使い方を紹介します。
記事 AI・生成AI 【単独】AMDが買収した「Silo AI」とは?創業者に聞いた「エヌビディアの倒し方」 【単独】AMDが買収した「Silo AI」とは?創業者に聞いた「エヌビディアの倒し方」 2025/01/29 15 2024年8月、米半導体大手AMDがフィンランドのAI研究機関Silo AIを買収した。フィンランドの小さなAI研究所から欧州最大の研究機関に成長したSilo AIは、企業向けのAIプラットフォームやソリューションに強みを持ち、すでにホンダや三菱自動車も顧客に抱えるという。「フィンランドのスティーブ・ジョブズ」とも言える若き才能の持ち主であるSilo AI創業者のピーター・サルリン氏に、AMD傘下になった同社の今後の戦略から、フィンランドがAI先進企業を生む理由まで単独インタビューを行った。
記事 新規事業開発 【再掲・追悼】野中郁次郎教授に聞く「リーダー論」、なぜ“分析しすぎ”で経営が劣化するのか 【再掲・追悼】野中郁次郎教授に聞く「リーダー論」、なぜ“分析しすぎ”で経営が劣化するのか 2025/01/29 18 (1月26日、世界的権威である経営学者、一橋大学名誉教授 野中 郁次郎氏が亡くなったことが報じられました。追悼の意を込めて、ビジネス+ITが2021年3月に公開した野中氏の対談インタビューを再掲します。謹んでご冥福をお祈りします。肩書などはすべて当時のママです)この30年、世界経済の中で企業価値の観点から、日本企業の存在感は低下の一途をたどっている。日本的経営が劣化してしまったのはなぜか。リーダーはどんな役目を果たすべきなのか。一橋大学 名誉教授 野中 郁次郎氏と、人工知能研究者であり企業経営や一橋大学での講師も担う松田 雄馬氏が、ホンダやアイリスオーヤマの例を示しながら企業内で「忖度」ではなく「真剣勝負」を生む方法を語った。
記事 人材管理・育成・HRM 成長し続けるリーダーが「陰でやっている」4つのこと、大きな差を生む「小さな行動」 成長し続けるリーダーが「陰でやっている」4つのこと、大きな差を生む「小さな行動」 2025/01/29 19 常に結果を出し、成長をし続けるリーダーがいます。そんなリーダーたちは特別な才能の持ち主ではありません。見えない場所での努力や工夫によって、大きな違いを生み出しているのです。組織コンサルタントとして数々のリーダーを見てきた筆者が、リーダーとして成長する人が陰でやっていることを解説します。
記事 AI・生成AI 想像力を宿すAI「世界モデル」とは?東大松尾氏語る、仕組み・活用事例 想像力を宿すAI「世界モデル」とは?東大松尾氏語る、仕組み・活用事例 2025/01/28 22 生成AIって結局、入力するデータが不完全だとうまく動かないんじゃない?──そんな懸念を払拭(ふっしょく)する技術として注目を集めているのが「世界モデル」(World Models)です。AIがデータの欠落を一種の想像力で補完するテクノロジーで、すでに自動運転の分野などで研究が進んでいます。AI研究の第一人者である東京大学の松尾豊教授のJapan Mobility Show Bizweek 2024での「モビリティDXプラットフォーム」ローンチイベントでの講演をもとに、世界モデルの概要や展望を解説します。