- 2006/03/28 掲載
沖データ、マレーシアにプリンターと複合機の事業拠点を設立
プリンティングソリューションの沖データは、マレーシアの首都クアラルンプールにプリンタと複合機の事業拠点を設立し、今月から業務を開始したと発表した。新拠点は、沖電気のマレーシアにおける初の事業拠点になるという。成長が見込まれるマレーシアプリンタ市場において、ビジネスパートナーやユーザーとの密接な関係を構築し、2007年度にビジネス向けドットプリンタで20%、カラーページプリンタで10%のシェア獲得を目標とする。
マレーシアのビジネスプリンタ市場(インクジェットを除く)は、年間20万台の市場規模があり、ASEAN地域第2位の大型市場である。特に現在はモノクロページプリンタ市場が大きく、今後カラーページプリンタ市場が年率28%以上の速度で急速に成長するものと予想されている。
マレーシア市場において沖電気は、1989年からドットプリンタの販売を開始し、政府機関を中心に信頼性の高さと使い勝手のよさで多くの納入実績をおさめてきた。また、2003年からカラーLEDプリンタを販売し、政府機関、官公庁を中心に導入実績を増やしていき、印字品質の高さと印字速度の速さで高い評価を得ているという。
今回事業拠点を設立し、現地に根付いたマーケティング、コンサル活動を強化し、全国規模の保守体制を構築することで、ITチャネル、量販チャネルの開拓、およびCS向上策を展開していくという。成長著しいマレーシアのカラーページプリンタ市場において、企業・官公庁市場もターゲットに加え、販売代理店支援プログラムを展開して、拡販を目指す。
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