- 2006/05/31 掲載
三菱マテリアル、ビジネスに使えるレイヤ2VPNソフトウェア「L2Connect」を今秋より販売開始
データリンク層(レイヤ2)を仮想化するL2VPNソフトウェアには多くのメリットがあるが、運用の負荷が大きいことやユーザが難しい設定を行わなければならないことから、これまでビジネス用途では十分に活用されてこなかった。そこで同社は、ビジネス上、容易に使えるL2VPNソフトウェアとして「L2Connect」を開発したという。
同社が蓄積してきたVPN技術に加え、ASP型VPNサービス事業者やネットワーク構築事業者の経験、セキュアイーサ・マーケティングによるマーケティング成果等をもとに、ビジネスに使えるL2VPNソフトウェアであるために必要となる機能を十分に検討し、「L2Connect」に反映させている。
また、ネットワークの設計や運用、ユーザ管理等にかかる目に見えないコストを削減するため、VLANやSNMP、Radiusといった標準技術に対応する。導入済みのソフトウェア及びハードウェア資源が、「L2Connect」でも有効に活用できる。
クライアントソフトウェアに関しては、インストールから通信に必要な設定までほとんどが自動化されている。そのため利用時にも、認証以外の部分でソフトウェアの存在を意識させることはない。
販売に際しては、ASP事業者などのビジネスへ導入を働きかけるとともに、VPNソフトウェアとして特約店を通じた販売も行っていく予定。
「L2Connect」販売開始後も、SoftEther CAは従来と同様に販売を行う。
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