- 2006/07/03 掲載
デジタルガレージ、電通、ADKなど、Web2.0 メディアを利用したマーケティング会社を設立
インターネット上のシステムやサービス連携の新しい形であるWeb2.0という考え方が広まる中、ブログに代表されるCGMがWeb2.0の重要な構成要素となり、インターネット上のコンテンツの大きな部分を占めるようになってきた。現在CGMの代表的なメディアであるブログの登録者数は868万人、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の登録者数は716万人(平成18年3月末、総務省発表)となっており、さらなる急拡大をしている。また、サイト閲覧においてもCGMへの一人当たりの訪問頻度や平均利用時間は、企業サイトを大きく上回ると推定されている(社団法人日本広告主協会発表)。こうした変化の中、消費者の生活スタイルにおいてもCGMコンテンツ(個人が発信する情報・クチコミなど)が重要な価値を持つようになってきた。
新会社「CGMマーケティング」はこうしたWeb2.0時代の変革に対応し、CGMに関連する技術やノウハウを有するDGと、広告・マーケティング事業において最有力企業である電通およびADK、そしてメディアレップとしてインターネットメディアに関する先端的なノウハウを有するcciのリソースを有機的に融合することで、Web2.0時代のマーケティングをリードする新しい商品・サービスの開発をはじめ、CGMサイトおよび関連企業・技術への投資・育成を行っていく。
具体的には、DGの子会社で日本最大級のブログ検索サービスを提供するテクノラティジャパンの検索技術を活用した、CGM広告配信ネットワークの構築や、DGグループ企業の価格比較サイト「価格.com」、旅行のクチコミサイト「4travel.jp」、グルメのクチコミサイト「食べログ.com」をはじめ、すでにDGと事業提携しているシックス・アパートやその他グループ外の有力なCGM運営企業とも連携し、新しいインターネットマーケティングの提案していく。
さらに新会社は、DG、電通、ADKの各グループのグローバルネットワークを最大限に活用して、日本で実証した新商品・サービスを、米国や中国をはじめとした海外市場で積極的に展開していくという。
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