- 2006/07/27 掲載
ソニー、第1四半期売上高1割増で黒字転換 エレクトロニクス事業好調で
【マネジメント】
![]() (photo by Manish Prabhune) |
ソニーは第1四半期の連結決算を発表し、売上高11.2%増の1兆7442億円であることを発表した。
この売上は前年同期比11.2%の増収で、前年同期の為替レートを適用しても6%増収となった。エレクトロニクス分野が好調で、13.5%の増収。ブラウン管テレビは市場の縮小、プラズマテレビは松下などの競合に押されて減収となったものの、液晶テレビの「BRAVIA」などが増収に貢献した。
ゲーム分野は、今年度末に発売されるとされるPS3に対する買い控えなどがひびき、プレイステーション 2(PS2)、プレイステーション・ポータブル(PSP)のハードウェア販売量が減少し、前年同期比29.1%の大幅減となった。
映画分野では、ダヴィンチ・コードが大ヒットにつながり、41.8%の大幅増収となっている。また、ソニー生命保険などを通した金融分野は、一般勘定および特別勘定の評価益が減少したことなどにより、19.3%の減収となった。
また、営業利益は前年同期が66億円の赤字だったのが、270億円の黒字と、336億円の改善がみられた。
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