- 2006/12/08 掲載
NTTドコモ、携帯用充電池の異常発熱で過去最大規模の約130万個を回収
NTTドコモは12月7日、三菱電機製の携帯電話「FOMA D902i」に搭載されている充電池に異常発熱や破裂のおそれがあるとして、約130万個を回収・交換すると発表した。
不良品が含まれている可能性のある充電池は「D06」と呼ばれるもの。三洋電機の子会社、三洋ジーエスソフトエナジーからOEMを受けている。
不良充電池は製造工程上の問題により、表面にキズやヘコミがつく程度の力などが加わった場合、充電中もしくは充電直後に異常発熱し、場合によっては破裂する可能性があるという。ドコモによるとすでに1件は破裂が原因で利用者がやけどを負い、現在同様の症状が見られる申告が17件あるという。
取り替え対象の充電池は「D06」1のうち2006年5月製造以前のもの。「D06」に貼付されているラベルのアルファベット3桁が以下のものが5月製造以前の製品となる。
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識別方法
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なお、パナソニックモバイルコミュニケーションズでも12月8日、同社製の携帯電話で使用されている充電池が破裂したケースが少なくとも6件あったことを明らかにしている。同充電池は、「P901i」など8機種に搭載されているリチウムイオン電池「P-06」。NTTドコモでは昨年10月以降、同充電池の無償交換に応じていた。
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