- 2006/12/13 掲載
三洋電機、合弁会社三洋エプソンイメージングデバイスの全株式をセイコーエプソンへ譲渡
三洋電機は、セイコーエプソンとの合弁会社である三洋エプソンイメージングデバイス(以下、三洋エプソン)につき三洋電機の保有する全株式をセイコーエプソンに譲渡することを決議したと発表した。
三洋エプソンは、三洋電機とセイコーエプソンのそれぞれの得意分野を結集しより高性能でコストパフォーマンスの高い中・小型液晶ディスプレイの生産を目指し、2004年10月に合弁形態により事業を開始した。現在、中・小型液晶ディスプレイ事業を取り巻く競争の変化により、大幅な価格低下などを背景に事業計画の達成に遅れが生じている状況にあるという。
今回の決定はこれらを背景に、セイコーエプソンが三洋エプソンにつき、スピード感を持ってさらなる構造改革および収益改善に向けた諸施策を強化・断行することが必要であると判断したことにともない、三洋電機は、三洋エプソン全株式をセイコーエプソンに譲渡し、合弁契約を解消することに至ったもの。譲渡日は12月28日を予定している。
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