- 2006/12/20 掲載
長瀬産業、子会社が東南アジアに半導体関連の拠点を設立
長瀬産業は、子会社であるPac Tech-Packaging Technologies GmbHが、半導体製造用装置の製造並びにウェハーバンピングサービスのアジア展開強化を図るためマレーシア・ペナン島にPac Tech Asia Sdn.Bhd.を設立したと発表した。
Pac Tech-Packaging Technologies GmbHは、欧米の半導体業界を中心に装置の販売及びウェハーの受託加工を行っている。また日本国内での同社装置販売及びウェハーバンピングサービスについては長瀬産業が担っている。長瀬産業及び同社ユーザー群の拠点が数多く東南アジアに点在していることから、東南アジアでの拠点設立はグループとしての課題となっていた。マレーシアは人材が豊富でインフラが整っており、生産に適していることから、今回工場を立ち上げ、グループでの生産能力アップと競争力の強化を図るため設立に至ったとしている。
2007年度に増資を含め、合計約500万ユーロの投資を行い、2007年第1四半期に半導体製造用装置の製造を開始、第3四半期を目処にウェハー加工用のメッキラインを立ち上げる予定。本工場床面積は約4万平方メートルを予定しており、今回の投資においてウェハーバンピングサービスの年間処理枚数は60万枚まで可能となる方針。
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