- 2006/12/21 掲載
【Eビジネス重大ニュース調査】 2006年のEビジネスキーワードは?
インターワイヤードは、Eビジネス研究所と共同で行った「2006年のEビジネス重大ニュース」に関するランキング調査結果を発表した。
「M&A」も定着
「2006年のEビジネスの重大ニュースを1つ挙げるとしたら何ですか?」という問いに対し、「ライブドア事件で堀江貴文前社長が逮捕される」が667票と最も多くの票を獲得した。次いで「ミクシィが東証マザーズに上場」(275票)、「SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)が浸透」(94票)と続いている。
2位にランクインしたミクシィはSNSサービス「mixi」を手がけており、3位の「SNSが浸透」とあわせ、2006年はSNSが急速に普及した年である事が伺える。SNSは、2005年はランク外だった。
昨年2005年は「ライブドアとニッポン放送の攻防」、「楽天とTBSの攻防」、「IT企業のメディア買収・M&A」が上位3位を占めていたが、2006年もM&A関連のニュースがランクインし、すっかり定着している。5位に「ソフトバンクがボーダフォンを買収し携帯電話事業に参入」(77票)、10位には「グーグルがYouTubeを買収」(34票)など、大型案件がランクインした。
携帯電話関連のニュースも目立っている。5位に「ソフトバンクがボーダフォンを買収し携帯電話事業に参入」、7位に「携帯電話番号ポータビリティ(MNP)制度が導入される」(57票)が挙げられている。
1位の「堀江前社長の逮捕」については、9位に「村上ファンドの村上世彰氏が逮捕される」(38票)がランクインしており、ヒルズ族の代表的存在の逮捕が、印象に残った人が多かったようだ。
「ライブドア事件」と「ミクシィ」
男女別の回答を見てみると、男女とも、1位は「堀江前社長の逮捕」、2位は「ミクシィがマザーズに上場」であったが、3位は男女で別れ、男性は「SNSが浸透」、女性は「ソフトバンクがボーダフォンを買収」となっている。
「『winny』などを介した情報漏洩が相次ぐ」は、男性は5位(50票)だったが、女性は9位(16票)。また「グーグルがYouTubeを買収」は男性9位(26票)だったのに対し、女性は14位(8票)となっている。男性で10位にランクインした「『Web2.0』に注目集まる」(22票)は、女性は1人も回答がなかった。
1位:ライブドア事件で堀江貴文前社長が逮捕される(667票)
2位:ミクシィが東証マザーズに上場 (275票)
3位:SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)が浸透(94票)
4位:インターネットトレードが定着(86票)
5位:ソフトバンクがボーダフォンを買収し携帯電話事業に参入(77票)
6位:「winny」などを介した情報漏洩が相次ぐ(66票)
7位:携帯電話番号ポータビリティ(MNP)制度が導入される(57票)
8位:ブログが定着(52票)
9位:「村上ファンド」の村上世彰氏が逮捕される(38票)
10位:グーグルがYouTubeを買収(34票)
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