- 2007/01/18 掲載
災害対策の一環、ミツミ電機「リアルタイム地震防災システム」を導入
沖電気工業の関連会社 沖環境テクノロジー(東京・八王子市)は18日、緊急地震速報を活用した「リアルタイム地震防災システム」をミツミ電機(東京・多摩市)厚木事業所(神奈川県厚木市)から受注したと発表した。
このシステムは、主要な揺れ(S波)が来る前にアラームを発信すると同時に、危険なガスや薬品の供給遮断、セキュリティシステムの開錠などを自動制御で行い、未然に人的被害や二次災害を防ぐものである。
ミツミ電機厚木事業所は、駿河湾海底の駿河トラフと呼ばれる海溝に近接することから、近い将来の大規模地震発生への対策が検討されていたという。今回、「リアルタイム地震防災システム」を導入する目的は、半藤体工場の被害を最小限に食い止め、災害後における迅速な生産復旧をするため、と二次災害から従業員、地域住民の安全を確保することとしている。
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