ファーストサーバ、低コストを実現するIPビジネスフォンサービスを開始

　ファーストサーバ（大阪市）は23日、アギート社（京都・向日市）からソフトフォンの提供を受け、オープンソースのIP-PBX「Asterisk」をインストールしたSIPレンタルサーバ「Flagsip-Fone」の提供によるIPビジネスフォンサービスを2月14日より開始すると発表した。

　ファーストサーバが提供する「Flagsip-Fone」は、オープンソースのIP-PBX「Asterisk」を使用することで高額なPBX（電話交換機）や、サーバ運用が不要になる。また、既存のインターネット環境で通話を実現するため、大規模な社内ネットワークの再構築も必要ない。ソフトフォンに関してはageetが開発したソフトフォンをカスタマイズして提供する。

　 　IP電話の優れている点の一つとして、通話料金が安価であることが挙げられる。社内内線通話だけでなく、導入ユーザー間の通話料金も050番号を使用すれば無料である。外線通話についても、一般公衆網を含めた（050番号、0AB～J番号、携帯電話、固定電話）いずれにもPBXフリーで通話ができるという。