- 2007/01/29 掲載
JIECとジャストシステム、大企業を対象に内部統制で協業
JIEC(東京・新宿区)とジャストシステムは29日、内部統制分野においてパートナー契約を締結し協業を開始すると発表した。
協業活動として、JIECの基盤技術とジャストシステムの製品技術を融合させ、共同で内部統制ソリューションを開発、大企業をターゲットにシステム提案をしていくという。
JIECは、内部統制システムの分野でXMLの活用による開発の効率化が不可欠と考え、XMLの価値を最大に引き出すジャストシステムの「xfy Enterprise Solution」に注目した。また、ジャストシステムも、JIECのシステム構築力や内部統制への取り組みについて高く評価していた。このたび両社で協議した結果、パートナー契約を締結することになったという。
JIECが提供するログの長期保存/分析ツール「SenSage Enterprise Security Analytics」と、ジャストシステムの「xfy」を連携させることにより、「SenSage」に統合された内部統制関連の各種ログデータを分析、レポーティングする仕組みを「xfy」によって短期間で開発することが可能になる。
これにより利用者は、「経営情報」や「営業情報」などと組み合わせたレポートを自由に作成することができるようになる。また、ログデータをXML形式で活用できることで、外部監査法人への提出用にも利用できるなど、さまざまな用途における二次・三次利用も可能となる。 さらに、社内の他システムに蓄積されているXMLデータとの連携が容易となるため、メンテナンスコストやアプリケーションの開発費の大幅な削減を実現する。これによって、今後の法改正などの影響でアプリケーション修正や再開発が必要となった場合でも、「xfy」上での調整による対応が可能となり、柔軟で迅速、かつ低コストでの運用が期待できるという。
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