- 2007/02/23 掲載
日本IBMの2006年度決算、減収増益
日本IBMは2月22日、2006年度の決算内容を発表した。
発表によると、2006年度の総売上高は1兆2,425億円で対前年比4.6%減だったものの、営業利益は1,501億2,800万円で同22.3%の増益。また、経常利益も1,481億4,200万円で同24.3%増だった。
減収分のうち、PC事業売却の影響を除いた継続事業では対前年比2.0減となっている。
営業利益増加の原因について日本IBMでは、年金制度改定やオフィス業務の集約による営業費用の減少、上半期不調に終わったサービス事業が後半回復した点などをあげた。特にアプリケーション基盤ソフト「WebSphere」とグループウェア「Lotus」が売上げを伸ばした。
そのほか戦略的成長分野として取り組んできた「BTO(ビジネス・トランスファー・オートメーション・アウトソーシング)」事業が大きく成長したという。
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