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日本IBMとIBMビジネスコンサルティングサービスは14日、環境経営を中核にしたコンサルティングサービス「IBMグリーン・コンサルテーション(仮)」を提供するための専門チームを両社共同で設置したと発表した。
環境経営は、企業が取り組まなければならない経営課題の一つになっている。製造業では、この3年間で環境コストが約1.5倍に増加するなど、企業の社会的責任と同時に経営リスクの低減が求められてきている。こうした環境課題に対応するには、企業の社会的責任としての守りの対応と、競争上の優位性や顧客満足度を高めるなど攻めの取組みとの両面から、各企業を取巻く状況やステークホルダーからの要望などを考慮し柔軟に対応することが求められている。
今回専門チームが提供する具体的なサービスは、下記の通りである。
1つ目が、環境コスト/CSR クイックアセスメント・サービス。これは最短約2週間で顧客が対応しなければならない項目を把握し分析する。また、環境コストを構成する7つの要素に対して、分析・ベンチマークを行うというものだ。そして2つ目は、環境対応システム化サービス。これは製造業の顧客に対して、環境対応のシステム化を支援するもの。IBMのノウハウと、沖電気工業が開発した製品含有科学物質を迅速に集計・管理するパッケージ・ソリューション「COSMOS」を組み合わせているという。
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