- 2025/08/22 掲載
米当局、テスラ事故報告書の遅れを調査 数カ月経過「多数」
[ワシントン 21日 ロイター] - 米道路交通安全局(NHTSA)は21日、米電気自動車(EV)大手テスラが高度運転支援システムや自動運転車が関与した事故の報告書を遅れて提出している問題を調査すると発表した。
事故発生から数カ月以上経ってテスラが事故報告書を提出した事例を多数確認したという。
NHTSAは4月にルールを見直し、企業が事故の通知を受けてから1─5日以内に報告書を提出することを義務付けた。
同局は遅れの原因、範囲、テスラが策定した対応策を評価するため調査を開始するとした。
テスラはコメント要請に応じていない。
NHTSAは昨年10月以降、道路の視界が低下した状況でのテスラ車の衝突事故について調査している。2023年の死亡事故を含む4件の衝突事故が報告されたことを受けたもので、高度運転支援システム「フルセルフドライビング(FSD)」を搭載したテスラ車240万台が対象だ。
また今年1月には、遠隔操作機能に絡む衝突事故の報告を受けて260万台を対象とした調査も開始した。
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