- 2007/06/21 掲載
日立、ヒグマの位置管理システム納入
加森観光が運営するリゾート施設「サホロリゾート」(北海道上川郡新得町)では、ヒグマの生態を観察することができる施設「ベア・マウンテン」を開園している。新システムは、無線LANタグをヒグマに装着してネットワーク上でヒグマの位置情報を管理するもので、自然環境に近い状態でヒグマを飼育しつつ、ヒグマと人間の双方にとって安全・安心な環境を保つことができる。
同システムでは、防水加工した無線LANタグ「AirLocation II Tag」をヒグマの首に装着。そのタグから定期的に発信する電波を敷地内に設置したAirLocation II 基地局およびレシーバで受信し、サーバ上でタグの位置計算を行なう。計算した位置情報は、サーバに蓄積されると同時に閲覧ソフトに送信され、画面に表示された地図上で位置情報を閲覧することができる。また、通常の飼育エリア外でヒグマの位置情報が検出された場合には、警告を表示すると同時に管理者にメール送信を行い、注意を促す。
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