• 2025/08/22 掲載

アトランタ連銀総裁、年内1回利下げの見方を維持 不確実性も強調

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Michael S. Derby

[ニューヨーク 21日 ロイター] - 米アトランタ地区連銀のボスティック総裁は21日、米連邦準備理事会(FRB)が今年1回金利目標を引き下げることは可能だと依然として考えていると述べた。ただ経済が大きく変化しているため、その見方には不確実性が大きいとも指摘した。メトロ・アトランタ商工会議所で講演した。

同総裁は今年初めに示した1回の利下げ見通しは「ほぼ今も変わらない」と述べた。しかし、「今日の世界では、あらゆる推計値や予測には広いレンジがあるため、私は何にも固執していない」とした。

現在の政策金利は利下げの必要性を巡る議論が続く中、「やや抑制的」だと述べた。

その上で、今年の経済成長は「比較的低調」にとどまるが、来年には回復する可能性が高いとし、そうなれば「FRBとして政策スタンスをより中立的なスタンスに戻し始めることができるだろう」と述べた。

金融政策においては、しっかりとした道筋に沿って進むことが重要だとも述べ、「政策を動かす際には、一方向にのみとしたい。金利を段階的に引き上げては引き下げるようなことは避けたい」とした。「なぜなら、政策を左右に振るというアプローチは、歴史的に見て、われわれの任務遂行能力に対する人々の信頼を失わせてきたからだ」と説明した。

総裁はまた、FRBの政策はインフレ抑制に重点を置いてきたものの、その進捗状況にはばらつきがあると指摘した。雇用市場には最近いくつかの問題が見られるが、雇用が本当に悪化していることを確認するにはより多くのデータが必要だとも指摘。経済情勢は「まさに過渡期にあり、私が目指すのは、移行が進むであろう道筋にしっかりと位置づけることだ」と述べた。

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