- 2007/06/22 掲載
ラティスと日立ソフト、3Dデータのセキュリティ強化を目指し資本提携
「XVL」(eXtensible Virtual world description Language)は、XMLをベースとした超軽量3D表現として、ラティスが提唱する表現形式。ラティスの軽量3DデータXVLは、トヨタ自動車、ソニー、ニコンをはじめとする世界中の自動車産業、航空機産業、電機産業等多くの製造業に広く普及しており、その3D技術は世界最高水準の軽量性、省メモリ性、表示速度が国内外で高い評価を得ている。
XVLの急速な普及に伴い、それら大手ユーザーに対して、セキュリティ基盤を提供することが急務となったため、ラティスと日立ソフトは3Dデータのセキュリティ管理に関し、協業を開始していた。今回の資本提携は、両社の提携関係をより強固にし、3Dデータのセキュリティ事業を強化することが目的。協業の成果となる3Dデータの漏えいを防止する製品として、ラティスから3Dデータ編集ツール「XVLStudio Ver.7.0」が、日立ソフトからは、新製品「XVLstaff」が2007年7月から発売を開始する。
ラティスでは、今回の日立ソフトとの連携を軸に、大手ユーザーへのセキュリティ提案を積極的に進める計画。ラティスでは、今回の提携によるセキュリティビジネス強化により、2007年度、15億6000万円(ラティス・テクノロジーグループの連結)の売り上げ高達成を目標としている。
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