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  • 三菱UFJ証券、マイクロソフトと日本IBMのクラスターシステムを導入

  • 2007/06/28 掲載

三菱UFJ証券、マイクロソフトと日本IBMのクラスターシステムを導入

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マイクロソフトと日本アイ・ビー・エムは28日、三菱UFJ証券が金融工学シミュレーションシステムに448ノードの「Microsoft Windows Server 2003」ならびにIBMの「IBM BladeCenter」によるクラスターシステムを採用したと発表した。
 マイクロソフトと日本アイ・ビー・エムは28日、三菱UFJ証券が金融工学シミュレーションシステムに448ノードの「Microsoft Windows Server 2003」ならびにIBMの「IBM BladeCenter」によるクラスターシステムを採用したと発表した。同システムは、昨日発表された世界のスーパーコンピュータランキングTop500で193位となった。

 三菱UFJ証券は、三菱UFJフィナンシャル・グループの株式、金利、為替などの基礎商品やこれらに関連した商品を対象とした包括的なディリバティブ業務に必要な機能を集約している。これにより、先進の商品開発力、リスク管理体制の下、複雑化・専門化したデリバティブ商品を顧客ニーズに合わせた提供が可能だが、これを実行するためのIT環境の構築が急務だったという。

 三菱UFJ証券は、Windows Server 2003を利用したクラスターシステムを導入しIT環境の構築を進めている。このシステムにより、デリバティブの商品開発、プライシング、リスク管理などのモデルをこれまで以上にシミュレーションすることで、リスク管理の精緻化、差別化された商品の開発を目指している。また、日々実行される時価計算、リスク管理もこのクラスターシステムの重要な役割になっているため堅牢性も追及。Visual StudioとVisual C++を使って行われているシステム開発と一貫性のあるWindowsベースのクラスターの採用で、開発の効率化と使い易さを実現しているという。

 また、BladeCenterはシャーシの仕様を発売以来統一しており、今後のシステム拡張の際にも、容易にブレードサーバの追加が可能となっている。さらに、448台という大量なシステムの設置スペースを従来のラック型1Uサーバに比べ縮小するとともに、消費電力や発熱の観点からも通常のラック型サーバに比べ環境に配慮したシステムを構築している。また、BladeCenterが持つ特長であるケーブル数の削減やシステムの一元管理などにより、安定的でかつ効率的な運用を実現している。

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