ノキア、アンチウイルスとURLフィルタリングを強化したUTM新製品を発売

　ノキア・ジャパンのエンタープライズ・ソリューションズ事業部は10日、統合脅威管理（UTM）アプライアンスの新製品「NokiaIP290」を7月中旬より販売すると発表した。

　Nokia IP290は、1/2ラック幅、1ラック高の筐体サイズに、1000Base-T（RJ45）を6ポートを標準装備したエントリーモデル。

　1ラック高にIP290を2台導入可能なデュアルシェルモデルが用意されており、これを使えば省スペース空間でハイアベイラビリティ(HA)な構成が行えるという。この場合も、CheckPoint VPN-1 UTMをシングル・ソフトウエア・ライセンスのみでVRRP環境の構築ができるため、従来コストの観点から見送られがちな二重化構成の敷居を下げた。

　OSは、同日発表になったアンチウイルスとURLフィルタリングを強化した専用OS「IPSO4.2 Build042 HFA002」で、ソフトウェアとして、CheckPoint VPN-1 UTM NGX R65が同梱している。

　価格はメーカー希望小売価格88万8,000円より。販売代理店を通じて販売を行う。