- 2007/07/12 掲載
日本HP、ラックマウント型サーバ事業を強化
同社は、ラックマウント型サーバの顧客ニーズが、導入コスト重視と、管理費用も含めたトータルコスト重視に二極化していると分析。両ニーズに向けて製品と販売の両面から施策を実施する。
導入コスト重視の顧客対応としては、今回、エントリー向けにDL180を新たに投入する。同製品は2Socket/2Uとなっており、メールサーバやファイルサーバ等の汎用的な用途、画像データのアーカイブや動画配信などの大容量データを要する利用に適している。夏に市場投入予定で、価格などは未定。また、同社はシェア拡大を狙い、すでに販売しているラックマウント型サーバの価格を最大で33%引き下げる方針。
トータルコスト重視の顧客に向けては、管理ソフトウェア事業を強化する。今まで、リモートマネジメント、パフォーマンス管理など機能ごとに販売していた管理ソフトウェアをパッケージ化して打ち出す。また、冷却、電力コストの低減を目指す環境構築支援サービスも組み込む。そのほかに、24時間年中無休の保守サービス(初年度)を付加するなど、サービス強化も目指す。
エンタープライズ ストレージ・サーバ統括本部インダストリー スタンダード サーバ製品本部本部長上原宏氏は、「現在、中小規模システムへの展開などで付加価値型のBladeサーバの需要も伸びているが、メインストリームはラックマウント型サーバ。キャンペーンなども実施する予定でラックマウント型サーバの市場拡大を狙う」と語った。
関連コンテンツ
PR
PR
PR