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  • 2007/07/18 掲載

日立など、「著作物の複写利用管理システム」を共同開発

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日立製作所、日立システム九州、リコー、ゼンリンの4社は、「著作物の複写利用管理システム」を共同で開発した。
 日立製作所、日立システム九州、リコー、ゼンリンの4社は、「著作物の複写利用管理システム」を共同で開発した。今後、実用化に向けた検討を行うため、実証実験を行う予定。

 今回の新システム開発の背景には、著作物の複写利用において、著作権法の複製権で著作権者の権利が保護されていながらも、出版物の複写利用状況を把握する手段がないため、不適切な複写利用が日常化している実情がある。

 今回開発されたシステムは、著作物に固体識別が可能な日立製作所の世界最小クラスの無線ICタグ「ミューチップ」を装着し、複写の際には、ミューチップの読み取り装置(ミューチップリーダ)を装備したリコーのデジタル複合機によって複写利用記録を取得し、日立システム九州が開発する「複写利用料管理システム」により管理するというもの。ミューチップにより1次複写物の管理ができ、出力した複写物には地紋に牽制文字を埋め込むことで不適切な2次複写による利用を抑止する。

   なお、同システムは、ゼンリン、日立製作所、日立システム九州が、2004年から著作物の著作権管理について共同で進めてきた研究をもとに、日立のサポートを受けてリコーが「ミューチップ読み取り機能付きデジタル複合機」のプロトタイプを開発したことで実現した。

 実用化されれば、利用者は従来の「複製許諾契約」等に基づく概算見積もり支払いから利用状況に応じた複写利用料を支払うことが可能となる。また、著作権者は複写利用に応じた著作権料を入手することができるようになる。

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