- 2008/03/19 掲載
デル、PowerEdge R300とT300 次世代モデル2機種発売
プロセッサーは、最新のインテル Xeon プロセッサー3300番台を搭載できる。消費電力を95Wから80Wに低減しながら、通常版と同等の処理能力を持ち、約16%の高い省電力性、優れたワット性能比を実現したクアッドコアプロセッサー。チップセットには、2ソケットサーバ用のインテル 5100チップセットを採用、Xeon 3300番台の他、Xeon 5400番台、core2 Duo、Cleronの計4ジャンル(R300は8種類、T300は7種類)の幅広いプロセッサーから用途や予算に応じた幅広い選択ができる。
インテル5100チップセットのシングルソケットサーバへの採用は、デルオリジナルの取り組みで、機能の大幅な強化を実現した。メモリ搭載では、従来のエントリークラスを大幅に上回る、6スロット/最大24GBを実現している。メモリには処理能力と省電力性に優れたDDR2 ECCメモリを採用。外部ストレージはデルの「MD3000」や「MD3000i」との接続が可能で、「T300」ではPCIスロットを5つ(「R300」は2つ)備えるなど、拡張性にも優れている。
可用性では、オプションでHDDのホットプラグや、冗長化電源に対応するなど、ミドルクラス以上のサーバ機能を備えている。また、TPM1.2によるディスク内情報の暗号化、内部USBコネクタを用いたセキュリティロック/診断プログラムの使用/ブートイメージからの起動ができ、正面ベゼル内には鍵を備えるなど、運用における安全性にも強化が図られている。
操作性・管理性では、システムステータスとサーバのIDナンバーが一目で分かるLCDパネルを装備。標準添付のサーバ管理ソフトウェア「OpenManage」による、システム導入時のセットアップから、運用状況や電源使用状況の監視、障害の発見と対処、BIOSやドライバアップデートの実施など、幅広い機能を全て無償で提供している。また、オプションの「DRAC5」により、サーバの遠隔監視が可能になるなど、多彩な機能を備えている。
デルでは、現在、新しいグローバル戦略「ITのシンプル化」を推進している。問い合わせから見積もり、注文、導入まで、一貫したサポートサービスやカスタマイズの提供と、顧客ニーズに対する最適なパフォーマンスやコストの提案により、ITの「迅速な導入」、「効率的な運用」、「スマートな発展」の3つのビジョンを実現する。
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