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  • 【国内ITソリューション市場調査】経営・マーケティング戦略は重要だが、対策はできていない

  • 2008/03/26 掲載

【国内ITソリューション市場調査】経営・マーケティング戦略は重要だが、対策はできていない

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IDC Japanは、国内のITソリューション導入に関する調査結果を発表した。
 ITソリューションの導入状況は、各企業に共通のソリューションとなるERPが従業員1,000名以上の企業で約6割と高い導入率となった。一方、CRM、ERP-生産管理、SCM-需要予測、ロジスティクスなど、企業ごとの独自性が高いものは、全体的に低い導入率となった。しかし、これらを「2年以内に導入予定/検討中」と回答した企業の割合が高かったため、今後、普及していくとIDCでは見ている。

 ソリューションを「導入済み」「2年以内に導入予定/検討中」と回答した企業に、パッケージ導入か自社開発かを聞いたところ、8割を超える企業がパッケージと回答している。特に、ERP-会計では、91.4%と高い割合になった。一方、自社開発と回答した企業は、SCM-在庫管理、SCM-ロジスティクスで、高い割合を示した。

 会社における経営課題は、「経営・マーケティング戦略の強化」「データや情報の統合と可視化、知識の共有」が多かった。対策を講じているのは、「データや情報の統合と可視化、知識の共有」「間接費・経費の削減」となった。経営・マーケティング戦略の強化は、課題と認識されつつも、対策が講じられていない結果となった。

 「ユーザー企業は、企業ごとの独自性が高く、企業の競争優位を左右するソリューションへと導入の裾野を拡大している。ソリューションベンダーには、継続的なシステム改善のための支援、ソリューションコンサルタントの育成、中堅中小企業向けソリューションの強化を実践することによって、ユーザー企業におけるソリューションの導入を支援することが求められる」とIDC Japan ソフトウェア リサーチアナリスト 鈴木利奈子氏は述べている。

ITソリューション市場調査
Source: IDC Japan, 3/2008
会社における経営課題および対策を講じている課題


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