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アラクサラネットワークスとネットワンシステムズは22日、国立大学法人広島大学の学内ネットワークを共同構築し、同学が本年度より利用を開始したと発表した。
両社が構築したのは広島大学の学内ネットワーク「HINET2007」で、アラクサラネットワークスの認証スイッチ「AX6300S/6700Sシリーズ」、「AX2400S/3600Sシリーズ」および同社のルータ「AX2000Rシリーズ」などを用いて、ネットワンシステムズが構築を行なった。講義開始時に多数のユーザーがいっせいにログインしたり、講義終了時にログアウト操作を行なわない学生が多かったりといった、大学ならではの事情にも対応できることが評価され、今回の導入となった。
主な特徴としては、日本最大規模という2万人規模の認証ネットワークによる電子認証システムでセキュリティを確保したこと、部局ごとのサブネット管理から全学的な一元管理体制への変更により、管理業務負担の大幅削減を実現したこと、VLAN技術により、物理的な制約なしに学内のどこでもネットワークを利用できること、基幹スイッチの二重化と高速化により、高速ネットワークを安定供給できることなどが挙げられる。
同学では1993年から順次、基幹ネットワークの構築・拡充を進めており、今回のHINET2007は2007年度に整備されたものだ。
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