- 2026/10/16 06:40 掲載
東レの“天才”が実践「一流になる方法」をAIで再現…キャリアを変える最強プロンプト(2/2)
【AIで再現】「次の一流」を見つけるためのプロンプト
自ら一流に飛び込み、これを継続するには、常に次の一流を考え、飛び込むチャンスをうかがうことが必要です。そこで四半期ごとなど定期的に、また環境が変化した場合に、以下のプロンプトで一流に飛び込むプランを考えること。そしてチャンスが来たら実行する(飛び込む)ことが必要です。
<AIプロンプト>
(2)そのチャンスを使って、これから飛び込むべき一流(部門、留学先など、中期にわたり所属すべき組織)はどこか。
(3)その一流に飛び込んで、どのようなイノベーション実現のための能力が得られるか。
(4)今の自分を鍛え、次の一流へ行く支援をしてくれる応援団となってもらえる人は誰か。
(5)応援団に一流に飛び込む支援をしてもらうために、彼らの期待をどのように超えるか。
【実践編1】AIプロンプトの具体的な使い方
上記のプロンプトを実際に使う際は、自分の現在の状況や、すでに考えているプランをAIに示します。<(1)最初の入力>
・今の私の状況は{{仕事、組織、目指す人材像、異動制度など;AIがユーザーを学習していない場合に示す}}です。
・現在私が考えている「一流に飛び込み自分の能力を高めるプラン」は{{以下の①~⑤に関する自分の考え}}です。
・さらに良いプランを以下の項目で考え、「獲得できる能力」と「実現性」で評価し、優先順位の高いものから示して。
(1)これから一流に飛び込む場合、いつ、どのようなチャンスがあるか。
(2)そのチャンスを使って、これから飛び込むべき一流(部門、留学先など、中期にわたり所属すべき組織)はどこか。
(3)その一流に飛び込んで、どのようなイノベーション実現のための能力が得られるか。
(4)今の自分を鍛え、次の一流へ行く支援をしてくれる応援団となってもらえる人は誰か。
(5)応援団に一流に飛び込む支援をしてもらうために、彼らの期待をどのように超えるか。
<(2)AIの回答の評価と拡充>
AIから回答が得られたら、その内容を評価し、事実誤認や追加情報、違和感などをフィードバックします。
{{事実誤認}}は事実誤認で、正しくは{{訂正情報}}です。また、検討に必要な追加情報として{{追加情報}}があります。(1)~(5)に関わる違和感、さらに検討を深めてほしいポイントとして{{違和感、視点、論点など}}があります。
これらを基に再度検討して。
「最初の入力」と「AIの回答の評価と拡充」は、定期的に、また関連する環境が変化したときに、最新の情報や状況を反映しながら繰り返し、次の一流に飛び込めるまで検討を続けます。
検討を続ける中で、次の一流がどのようなものかが理解でき、飛び込む勇気が醸成される効果もあります。一流に飛び込んだ後も、同様に検討と行動を継続します。
<(3)人間側のプロセス>
「最初の入力」で作成したプランは「応援団」にも相談し、そこで得たアドバイスや反応をAIにもフィードバックして、自分のプランを高めます。
その後、タイミングを見計らって、飛び込むための行動を起こします。
【実践編2】AIプロンプト活用例
私はプラントエンジニアリング会社の入社5年目です。当社は海外で液化天然ガスや石油化学関連のプラントを建設しています。これまでスケジュール管理者として、これらのプロジェクトに参加してきましたが、この2年、当社の新規事業である「社会インフラへの投資事業」で、企画から建設まで参加しました。
現在私が考えている「一流に飛び込み自分の能力を高めるプラン」ですが、当社の他社留学制度(数年間、他社の社員として勉強する制度)を使って、大手商社の社会システム事業投資部門か、海外のインフラ投資ファンド、海外社会インフラ運営会社などへ行きたいと考えています。
社会システム投資事業は、今後も拡大していく計画で、すでにいくつかのプロジェクトの企画が始まっており、関連するキャリア採用も進んでいます。
そのような中で私は、将来は投資事業開発者、プロジェクト責任者として、当社になくてはならない存在を目指しており、関連するノウハウは必ず学びたいと思っています。この制度は、上長推薦が前提なので、今後自分の思いをアピールしたいと思っています。
今いるのは、既存のプラント建設事業部門で、上長をはじめ部門内には、上記新規事業分野の情報は十分にありません。関連情報を持っている知り合いは、今回参加したプロジェクトの責任者だけで、彼は大手商社からのキャリア採用です。
当社の留学制度で商社へ行った事例はありますが、海外インフラファンドなど、海外企業への留学実績はありません。
(1)これから一流に飛び込む場合、いつ、どのようなチャンスがあるか。
(2)そのチャンスを使って、これから飛び込むべき一流(部門、留学先など、中期にわたり所属すべき組織)はどこか。
(3)その一流に飛び込んで、どのようなイノベーション実現のための能力が得られるか。
(4)今の自分を鍛え、次の一流へ行く支援をしてくれる応援団となってもらえる人は誰か。
(5)応援団に一流に飛び込む支援をしてもらうために、彼らの期待をどのように超えるか。
最後に差がつくのはここ…「一流になる」ための条件
上述の「一流に飛び込む」ことは、何よりも自分自身の「一流になりたい」というモチベーションによって成立します。もちろん、何をしても対応できないほど身の丈に合わない場に行く必要はありませんし、上長などのアドバイスには耳を傾けるべきです。しかし、その上で「自分はどのような一流になりたいか」を自問自答し、自分で覚悟して行き先を決め、何としてもそこに行けるように行動することが重要です。
キャリアは自分で築くという言葉がありますが、行き先が他人任せでは、自分の成長限界は広がりません。
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