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- 2026/10/21 22:08 掲載
エヌビディア、AI工場を出荷前に統合 導入は最短14日、参照設計「DSX POD」を発表
DSX PODは、パートナー企業がモジュラー型のコンテナ内に構築する、NVIDIA Vera Rubinベースの完全なAIファクトリー向け参照設計。計算、ネットワーク、ケーブル配線、ラックレベルの電源、液冷の統合と設置を、設置先ではなく製造工場で行う。ラック間のケーブル配線や配管、機能検証も出荷前に済ませるという。設置先の準備が整っていることを前提に、現場での作業を出荷前の工場に移す考えだ。
コンテナは出荷前に統合・検証され、設置先の電源、冷却、ネットワークに接続すれば稼働できる状態で届く。エヌビディアは、準備済みの設置先での導入期間を約6カ月から最短14日に短縮できるとしている。トークンの生成開始までの時間を縮め、早期の収益化につなげる狙いだ。
創業者でCEOのジェンスン・ファン氏は「AIファクトリーが価値を生むのは、建設が完了したときではなく、トークンを生成し始めたときだ」とコメントしている。
参加するパートナーは17社。Anduril、Armada、Bull、Crusoe、DayOne、Dell Technologies、Delta、Eaton、Foxconn(Ingrasys)、GIGABYTE、HPE、Lenovo、Pegatron、QCT、Schneider Electric、Vertiv、Wistronが名を連ねる。世界各地への出荷は、2027年初頭を予定している。公式発表には、ラック数、消費電力、冷却能力、GPU数、価格などの仕様は記載されていない。
エヌビディアは3月のGTC2026で、AIファクトリー構想を発表していた。
では、設計図の提供を重ねてきたエヌビディアは、なぜ今、AIファクトリーを工場で「箱」に仕上げて出荷する道へ踏み込んだのか。同社が同じ日に示した電力と冷却の数字から、その狙いを読み解く。
・「設計図」から「箱」の出荷へ、DSXの歩みを読む
・電力30%減、冷却水ほぼゼロをうたう欧州向けの数字
・14日の前提となる設置先の条件と、残る未公表事項
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