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- 2026/11/05 00:47 掲載
HPが製薬出身の新CEO 元GSKのウォルムズリー氏、マイクロソフト取締役も7年務める
2026年2月から暫定CEOを務めてきたブルース・ブルサード氏は、同じ2027年1月4日付で取締役会議長に就く。現議長のチップ・バーグ氏の後任となる。バーグ氏は2017年から議長、2015年から取締役を務めており、交代の日まで議長にとどまる。
ウォルムズリー氏は2017年4月から2025年12月までGSKのCEOを務めた。2010年にGSKへ入社し、2015年にコンシューマー・ヘルスケア部門のCEOを経てグループCEOに就いた。HPによると、約9年のCEO在任中に、専門医薬品とワクチンへ戦略の焦点を絞り、研究開発のパイプラインを立て直したという。それ以前は、ロレアルに17年間在籍し、世界規模の消費財事業を率いた。
ブルサード氏は声明で、AIが端末側(エッジ)へ移る中で、HPの事業と能力、人材を結び付けて機会を捉える経験と技能がウォルムズリー氏にあると説明した。HPは技術の転換点にあり、革新の歴史と強みを土台に会社の将来を描ける指導者が必要だったとしている。
ウォルムズリー氏は、AI時代の力を生かし、HPの創造性と革新を、顧客や株主、パートナー、社員にとっての新たな成長源につなげることに注力するとコメントした。
バーグ議長は、今回の人事は世界規模の包括的な選考の結果だと説明した。ウォルムズリー氏について、複数の業界にまたがるリーダーシップの経験、戦略的思考の明確さ、顧客の知見を新たな成長へ変える力が際立っていたと評価している。
HPは世界180カ国以上で、AI対応のデバイスやソフトウェア、サービス、サブスクリプションを提供するとしている。PCやプリンタを主力とする同社は、2027年1月4日の就任に向けて経営体制を固めた。
では、製薬出身の新CEOが引き継ぐHPの事業は、どこが強く、どこに課題があるのか。背景には、直近決算に表れた事業別の収益力の差と、2月から続いた後任探しの経緯がある。
・PCとプリンタ、本当の稼ぎ頭はどちらか
・メモリー不足が新CEOに突きつける宿題
・ロレス前CEOの突然の辞任から新CEO決定までの経緯
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