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- 2026/11/04 16:00 掲載
米中間選挙でトランプ共和党歴史的敗北、民主党が上下両院過半数を制す
レッドステートの牙城も崩れた第2期トランプ政権の厳しい後半戦
歴史的大敗を喫した共和党とイラン戦争の代償
中間選挙の開票が進むにつれ、民主党が下院の多数派を奪還し、上院でも少なくとも54議席を獲得して過半数を握る見通しとなった。これにより、2024年の選挙で共和党が手にした上下両院と大統領府の三権掌握状態は崩壊した。共和党の強固な地盤とされてきた地域でも異変が起きており、カンザス州、テキサス州、サウスカロライナ州などで民主党候補が躍進し、現職が敗北する事態が発生している。トランプ大統領は選挙結果を受けてメディアの電話インタビューに応じた。大統領は自党の敗北要因について触れ、有権者はイラン政策の理念に同意しているものの、ガソリン代上昇という短期的な代償を支払う用意がなかったと述べた。2026年初頭に開始された対イラン軍事作戦は、数週間で終わるという政権側の当初予測に反して8カ月が経過しても長期化している。この軍事衝突によりホルムズ海峡周辺の情勢が悪化し、国際原油価格は1バレル100ドルを突破した。
全米のガソリン平均価格も1ガロンあたり3.60ドルを超える水準に高騰し、インフレに苦しむ市民生活をさらに圧迫した。生活コストの上昇に対する不満が現政権への強い逆風となった事実は疑いようがない。海外の戦争には介入しないという大統領選時の公約からの逸脱も、保守層や無党派層の離反を招く結果となった。
議会の主導権を完全に失ったトランプ政権は、今後どのような政策転換を迫られるのだろうか。次ページでは、民主党主導の議会がもたらす具体的な影響や、膠着するイラン情勢の行方について深く掘り下げる。
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