- 2009/12/02 掲載
世界経済が下振れする6つのリスク、内閣府が「世界経済の潮流」で発表
本書によれば、世界経済の現状について「雇用が悪化するなど引き続き深刻な状況」ながらも、「アジアを中心に持ち直しの動きが広がっており、景気は下げ止まっている」とし、2010年には、世界敬愛は緩やかな回復基調の中、実質成長率は2%台と、2年ぶりにプラス成長が見込まれるとした。
ただし、下振れリスクとして、
1.欧米の信用収縮や実体経済悪化の悪循環
2.雇用情勢の想定以上の深刻化
3.財政・金融政策の拙速な転換による景気の腰折れ
4.急激なドル安、米国債急落による国際金融市場の混乱
5.原油価格の上昇
6.新型インフルエンザの感染拡大
の6つの要因があるとし、依然余談を許さない状況であるとの認識を示した。
一方で、世界経済が想定以上に回復し、輸出が拡大することによって上振れする可能性も指摘している。
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