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- 2010/02/26 掲載
NECの新社長に現取締役で最も若い遠藤信博氏が就任、クラウド、アジア、環境に注力
遠藤氏は、2000年からモバイルワイヤレス事業を担当。携帯基地局を無線でつなぐ通信装置を世界に首位に育てた。
同日発表された中期経営計画では、「人と地球にやさしい情報社会をイノベーションで実現するグローバルリーディングカンパニー」を掲げており、海外市場で攻勢に打って出たい同社において、海外で実績を持つ遠藤氏の手腕が期待されている。
NECは2008年度に3,000億円の赤字を出したものの、2009年度は当期利益100億円、ROE1%、海外比率19%の見込み。今後、2012年度には当期利益1,000億、ROE10%、海外比率25%を目指すという。2017年度には、当期利益2,000億円、ROE15%を目指すとともに、海外比率を約50%まで広げたい考え。グローバルICTトップ10入りを狙う。
セグメント別の売上高は、エンタープライズ分野の2009年度時点9,400億円を2012年度に1兆1,400億円に、テレコムキャリア分野の同7,300億円を同9,700億円に、ソーシャルインフラ分野の同5,300億円を同7,600億円に、ユビキタスデバイス分野の同7,700億円を同9,400億円に押し上げたい考え。4月1日から組織再編を行い、主にクラウドとアジア、環境の3つの分野を強化していく。
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